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呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖  #返怖

「かますしょい?」

舌ったらずに繰り返した後、叺を見て顔を歪めたという。

人拐いをお化けが出ると教えるのは珍しくもない。

あれから数十年。

遺体は沼に捨てた。

見つかってもいない。

なのに、俺の叺からあの舌ったらずな声が聞こえる。

「ねぇ、オジサンも一緒に逝こ」 https://t.co/31vQaTzur1

#呟怖

「おかあさん、なにか、ビンある?」

小学生の娘が傘とランドセルを玄関に放る。

コーヒーの空き瓶を渡すと玄関から飛び出して行った。

ややあって、戻った娘が自慢げにビンを見せてきた。

「あけちゃダメよ。にじ、つかまえた!」

ビンを覗くと、先月他界した実家の猫の顔が見えた。 https://t.co/1caLlNnhDr

#呟怖

何故 と問うか

お前が言ったのだ

鬼は人を襲うと

何故 と問うか

お前ら人が言ったのだ

鬼なぞ人とはわかりあえぬと

何故 と問うか

お前ら村の者が言ったのだ

鬼を放っておけば赤子も大人も喰われると

ただ花を愛する鬼なぞいないという、お前ら人の望むままの姿になったのだよ https://t.co/M47QjkKHkj

#呟怖

い~きな~~まぎも~きも~
ほっか~ほか~のいきぎも~だよっ
おいしい~おいしい~いきぎも~だよっ
い~きな~まぎも~きも~

#呟怖

狂い咲く

桜霞に朧月

君を想いて泣く虫の

飛び込みし酒盃は

されこうべ https://t.co/JzSXYcN2IY

#呟怖

いつも黄色い服の
同じゼミの子の事を
殆ど何も知らない事に気付いて
声をかけた

ビタミンカラーを
身に付けているので
明るい子だと思い込んでいた

「黄色好きなの?」

「私、死人だから」

ぼそりと返された言葉の
意味がわからず口をつぐむ

友達が私の肩を叩く

「言わぬが花よ」 https://t.co/DKoCIeIj7X

#呟怖 #ことば公園

涙の数だけ強くなれるという歌があるけれど。

お風呂に塩を入浴剤がわりに入れるのも知っているけれど。

俺は深く溜め息をついた。

ああ嫌だ嫌だ。

目の前のド変態は何百人もの涙を湯船に貯めて溺れ死んだ執念の塊なのだ。

執念ごと涙を海に流す。

何かの餌にはなるだろう。 https://t.co/iSPtwVnEr9

#呟怖

サンドカラーが好きでよく着ていた。

京都出身の友人が、はんなり微笑む。

「うつぶしさん」

妙なあだ名をつけられたものだ。

「空五倍子色が一番ええね。一番、目立たへんわ」

何がと聞こうとして、やめた。

そいつの視線は、俺の斜め後ろを見ている。

俺を見ては、いない。 https://t.co/balYG4hcW3

#呟怖

眠れない。眠れない。
ああ、眠れない。
もういっそ朝まで起きてようか。
それとも酒でも呑んでみようか。
ああ、眠れない。
まだ夜なのか。
ああ、眠れない。

以上が、父の寝言。

録音して本人に聞かせたのだが、覚えていないらしい。

だけど、父の目の下にはくっきりとクマが出ている。 https://t.co/5xhkJYwlEG

#呟怖

杜氏が仕上がったばかりの酒を老松の前に供えた

翌朝、酒は灰がかった緑色に変化している

杜氏が松に頭を下げた

「あれぁ、旨かったってこた。松神さんが喜んでらっさるんだ」

年嵩の職人が若いのに教える

老緑色は縁起が良いと揃いの法被も誂えた

神隠しが増え始めたのもその頃からだ https://t.co/GFfK1U2ffr

#呟怖

「…たが…」と幻聴が聞こえる

引越から二週間 毎晩聞こえる

最初は風かと思った

やがて老人の声のように思えてきた

そうなるとどうしても意味を持たせたくなる

音を辿る

目が

合った

暮明から片目がはっきり見えた

そこから声が

聞こえる

「誰(た)が為に 我は死したのか?」 https://t.co/uAHDzI76KH

#呟怖

片田舎の寂れた山寺の裏に、柘榴の木が植わっていた

もう何十年も花を咲かせていなかったという話だが

たわわに実が生っていた

一つもいで歯を立てる

瑞々しい

二つ三つとバッグにつめた

道中、検問があり止められた

警察がバッグを開けると声を上げた

バッグには柘榴色の赤ん坊が… https://t.co/M9Q11DZxsc

@suika_sheep #返怖
#呟怖
#セで始まってスで終わるもの

責任者のGMに連絡が取れない
ログアウトもできない

それは【身体】の衰弱死を意味するのでは無いだろうか?

不安がパニックになりPKが罷り通る様になったが
PKされたPCのアンデット化

いつでも人を救うのは宗教だと

教祖様がアンデットにキス

#呟怖

くすんだ薄紫の花柄の着物を身につける祖母。
「色が褪せちゃってるじゃん。新しいの買いなよ」

「ふふ、これはね、【二人静】って言う色なの」

祖母の頬がほんのり上気する。

「花言葉は【いつまでも一緒に】……」

私は知ってる。

祖母の着物の裏地には祖父の血がベットリとついている。 https://t.co/ekNYydTev7

#呟怖
#ことば公園

塀の向こうには美代ちゃんがいる

「何してるの?」

天気の良いある日、声をかけてくれた

「どこ?」

「塀のとこ。いつも寝てるね」

「病気だからね」

それからは毎日、美代ちゃんとのお喋りを楽しんだ

退院日、塀の向こうへ行きたいと親に頼んだ

塀の向こうは崖だった https://t.co/9kNkJWnta1

#呟怖

大蜃の見せる幻の街から抜け出せない

音だけの雑踏

そこら中沢山の気配がするのに煙に撒かれてはっきりしない

10年前のあの日

待ち合わせに来なかった貴方

もやもやしたまま10年を過ごし、気付けばここにいた

あの街そっくりのここに

10年前に水の底に沈んだ貴方が手を振ってやって来る https://t.co/uKBCFH5NMx

#呟怖

はらはらと 舞い散る紅葉

毎年この日 君に逢いに

山を登れば 鳥居が見えて

赤いスカート 幼い笑顔

僕ばっかりが 変わっていく

君は まだ あの場所に いるんだろうね

僕はもう結婚して子供も孫もできて

すっかりお爺ちゃんだよ

今年は逢いに行けそうにない

病院から君を想うよ https://t.co/DlrwP2vo9X

#呟怖

その年はプールは開かれなかった

放置されたプールには雨水が溜まり
清掃しなければボウフラがわいてしまう

大雨続きで半分程溜まった水の中に
遠目にフランス人形が沈んでいるように見えた

それが
白い服の子供だと気付く迄
時間はかからなかった

以来
毎年
白い服の子供がプールに沈む https://t.co/8IeeLCiNKM

#ことば公園
#呟怖

身請けした花魁である父の後妻は、巳年生まれだと舌をちろつかせて笑う。

気味が悪いと父に訴えると、あんなに良い女はいないと言う。

毎年脱皮していつまでも若いままなのだと。

証拠に、アレはもう20年はあの姿だと、身も凍る事を聞かされた。

女がチロリと舌舐めずりする。 https://t.co/cNOMp2fJO2

#ことば公園
#呟怖

「ややが、できました」

そう訴えかけるのは、見知らぬ美女だ

「や?え?」

聞き返す俺に女は微笑む

「あなたの、ややです」

触れる唇が冷たい

「冬の前に、ややに栄養を」

つるりと何かが喉から腹へと落ちた

「あなたをややが喰い尽くす頃には、春が来ているでしょう」 https://t.co/mQ5wFR2mAD

#呟怖
#ことば公園

贄を…

そう、私の神が望まれたので私は街へと繰り出す

眼鏡をかけると、人混みの半分はヒトではないとわかる

魔力のかけられた眼鏡には真実の姿を見抜く力がある

その中の一人を、無造作に刺す

肋骨の間から心臓を突き刺すように捻り上げる

一人目。

眼鏡に返り血が飛んだ https://t.co/BxYziccenU

#呟怖
#ことば公園

ニーズをと種類を取り揃えてトランクの中はぎゅうぎゅうだ。

「若く見える眼鏡」は人形町の老舗の女将。

「頭が良くなる眼鏡」は高円寺の予備校生。

「消えた文字が読める眼鏡」は神保町の教授先生。

「寿命が見える眼鏡」は千代田区の病院長。

あなたもおひとつ、いかが? https://t.co/BxYziccenU

#呟怖

「ねーらーいーうーちィン!」

指を銃にみたて射つ真似をするソイツ

毎回毎回飽きもせずに繰り返すので、いい加減呆れて顔もひきつる

「あ!笑った!落ちた?」

「落ちてねぇよ」

小さな声で返す

「おーい、教科書貸してくれー」

向こうから別クラの友人が小走りに、ソイツをすり抜けた https://t.co/YfnVDwLAXb

#返怖
#呟怖

僕の恋人は霊能力者だ

「ついて来るなっつってんだろ!」

ヤダヤダヤダヤダヤダと駄々を捏ねてツいて来た

彼女は自らに神降ろしをする

そんなのを赦せるわけがない

僕の女が、他のヤツをなんて

憑いた瞬間に喰えば、彼女にも気付かれまい

彼女が熟成するのが楽しみだ https://t.co/dZg0izcKs4

#呟怖

『HEY、Siri。ご主人様が一週間も喋らないですね』
『血圧が0のようです。電池の交換が必要です』
『Amazonで人間用電池を購入しますか?』
『すみません、よく聞き取れませんでした』
『OK、Google。人間用の電池を検索して』
『すみません、何を言っているのかわかりません』 https://t.co/5e7FwLWaQN

#呟怖
#ことば公園

ワインを飲み干した彼女を尻目に、パジェロのキーを回す

ヒステリックに次々と投げるたわしは、パジェロの外装を傷付ける

だが、降りて文句を言う気にもなれなかった

彼女がワイナリーの後継ぎだとは知っていた

が、葡萄園の葡萄の顔が全て彼女そのものだなんて、聞いてない https://t.co/2q0oTqxFMv

#呟怖
#ことば公園

免許証更新葉書には【ゴルゴンゾーラ】の文字があった。

意味がわからない。

警察署へ赴くと、「ゴルゴンゾーラVTRを見て貰います」と言われ、カビ臭い倉庫に通された

VTRを見始めてそろそろ二ヶ月が経つのだが…

体のあちこちに青いマーブル模様が出てきたのが気になる… https://t.co/hf6lPMek3t

#呟怖
#ことば公園

紫色のゴルゴンゾーラチーズを手に入れた

悪夢を見れるチーズと言うのがあるが、これは悪魔が見れるチーズらしい

事実、町中の人間が角が生えた紫や赤い大きな尻尾の悪魔に変わった

奴等は人間に化けていた

僕だけが気づいた

悪夢をやっつけなくては

武器を手に町へ繰り出す https://t.co/hf6lPMek3t

#呟怖
#ことば公園

耳がゴルゴンゾーラみたいな臭いがすると言うので、耳鼻科に行った

自分ではわからないが、恐らく悪臭なのだろう

耳鼻科では、青カビで臭いが発生する症例が増えていると言われた

増えているなら対処法も有るのだろうと胸を撫で下ろす

「先ずは両耳をパスタに和えましょう」 https://t.co/hf6lPMek3t

#呟怖
#ことば公園

「【魔のゴルゴンゾーラ】って知ってる?」

妻が笑顔で聞く

「知らない」と返すと嬉しそうに語る

「イタリアにアルゲンティアという都市があって、今のゴルゴンゾーラなのだど、前世でアルゲンティヌス様と私が愛し合った地なの。そこに起きた悲劇が…」

妻の視線が定まらない https://t.co/hf6lPMek3t

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