#呟怖
夜空に打ち上がる花火が闇を照らす
境内も、墓石も、そして墓石の主も…
失った恋人が照らし出される
2人でよく遊んだ、あの花火職人の花火にだけは…
彼女の頬に手を伸ばす
あの職人が、今年引退する
もし会えなくなったら、俺が会いに行くよ
彼女の頬を伝う涙を、俺はそっと指で拭った
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