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祠から真北へ。
日没の瞬間、その真下に神様がおわす。
供物を沈め、神様を鎮めた後は夜明けまで口を開いてはいけない。
ある夕暮れ、二人連れの旅行者がカヌーで湖へと入った。
一人は行方不明。もう一人は岸まで戻れたが翌朝まで無言だった。
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