「なぁ。おい」
哀願する声
「頼む…頼むから…」
振り下ろされる刃
ごろり
落ちた首は再び戻る
「頼む…よ」
また刃が光り
飛沫が散る
黄昏時の庭に
父の声が溶ける
久遠の時
自らを切り落とし続ける
滑稽な姿
無言で踵を返す
明日の黄昏時が
待ち遠しい
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