生ぬるい風に吹き上げられ、僕は首筋から滴る汗を拭った
足を止めたら捕まってしまう
強張る筋肉を叱咤しながら階段を駆け上がった
幾つもの足音が背後に迫る
震える手で扉を押し開け一歩踏み出す
妙な浮遊感
迫るアスファルト
やっぱり、にげきれなかった
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