呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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朱塗りの欄干にもたれ、私は空を見上げた。西日が差している、まぁるい月と逆さ虹の掛かった紫色の空を見上げた。さらりと乾いた風に、祭囃子が響く。『御太鼓橋の真ん中では常世と隠世が交わる』と、いつか祖父が語っていた。私は待っている。あの朱塗りの欄干伝いに、君が戻ってくる事を。
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