#呟怖
その人は頬を染めて初恋を語る。
『結ばれた時は幸せで、いっそ1つに溶け合ってしまいたいと願った』
『でも私達の体はバラバラで』
『溶ける代わりに1つ増えた』
内緒よ、と微笑む祖母は乙女の顔をしていた。今の私は祖母の親友という役割だ。
お陰で私は父が祖父に似ていない理由を悟った。
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