峠を走る
飲み終わったコーヒー缶を窓から投げ捨てる
ラジオから響くファンファーレ
「おめでとうございます。貴方はこの峠で空き缶を捨てた1万人目のお客様です。記念品をどうぞ」
車内に空き缶が降り注ぐ
埋まる視界が最後にとらえたのは真っ白なガードレールと青い空
#呟怖
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