見渡す限りに並ぶ墓標。ウイルスが蔓延し、殺処分された人々が眠る。
母の名の刻まれた墓に手を合わせる。
「……カンセンシャヲ、カクニン」
墓地管理ロボットに見つかった。私は墓標をすり抜けて逃げ出した。
コンピュータウイルスに汚染されたロボットたちを治す手段は、もうどこにもない。
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