大晦日の夜鳴き蕎麦。
除夜の鐘が響く屋台に、客がやって来た。
「よお大将、こんな時にも仕事かい」
「こんな時だからこそ、でさ」
店主はかけ蕎麦を差し出した。
「現世に未練を残すというのもまた煩悩。これを食ったら、煩悩を払って行くんですぜ」
客は涙ぐみ、蕎麦を啜るとスッと消えた。
#呟怖 https://t.co/k9jVc4TVgL
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。