毎日渚で何かを探す老婆に、ある日声を掛けた。
「息子は漁師でした。必ず戻ると海に出て30年。約束を果たさせたいのです」
そう言って、近くの小屋に入った。そっと覗くと、魔法陣の中に、1人分の骨が並べられていた。
「右の小指がどうしても見つかりませぬ。貴方様の物をくださいませぬか」
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