徹夜明けの廊下。
ぼんやりした頭で歩いていると、右手に床があった。
「……え?」
ドアを飛び越える。すると天井に着地した。床を見上げながら状況を理解しようとする。しかし、その余裕はなかった。
重力は、遥か先の廊下の奥へ。
咄嗟に掴んだ蛍光灯は、体重に耐えられず割れ散った。
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