呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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「あれ、なに?」
都市を少し離れた山頂で、望遠鏡をのぞく彼女が聞く。電波塔の上、回転を繰り返し、赤い炎が渦を巻いて静かに近づいてくる。
「あれ? ニュース見てない?隕石が落ちてきて人類が滅亡するらしいよ」
青ざめた唇で彼女は笑う。
「心中するにはちょうどいいね」
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どろり、どろり。肉が音をたて混ざるような音。
今夜は十五夜の月。空を見上げるとタワーの赤い渦がみえる。
「ありゃ、地獄とつながってるね。満月の日は犯罪が多い。ああやって罪を犯した者がわずかな隙間から入り込んで惑わすのさ」
続けて知らない親父は言う。
「俺もあそこから来たからね」
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おばあが言う。
「お山に入るな」と。
「お山の神社は人を食う」のだと。
曇天を仰ぎ闇を巻き込んで渦巻く雲をみておばあが呟く。
「口を開けて肉が自分から進んで胃の中に入ってくるのを待っているんだよ。でもどうせ来やしないさ、だから誘うんだよ」
咀嚼音は響く。
「今夜は誰だろうね」
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帰宅途中、交通事故に巻き込まれ気がついたら橋の前にいた。向こうには死んだはずの祖父が何かを叫んでいる。
臨死体験だろうか?典型的な話でいうなら、「こちらに来るな」というところだろうか。
俺は橋から遠ざかろうとした時、祖父が一層大きな声で言った。
「馬鹿野郎、そっちは地獄だ」
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