「あれ、なに?」
都市を少し離れた山頂で、望遠鏡をのぞく彼女が聞く。電波塔の上、回転を繰り返し、赤い炎が渦を巻いて静かに近づいてくる。
「あれ? ニュース見てない?隕石が落ちてきて人類が滅亡するらしいよ」
青ざめた唇で彼女は笑う。
「心中するにはちょうどいいね」
#呟怖 https://t.co/LVxXNXVMqS
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。