家々の窓に温かな灯りが点り、子供と母親の歌が聴こえてくる。
この街で心機一転、誰も待つことのない部屋へと戻った。
1Kの何もない部屋。
少しずつ家具も買い揃えよう。
スイッチを入れると、蛍光灯の明滅する灯りの中、背後のほんの少し高い位置から
『おかえり』
と声が聞こえた。
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