晩秋の黄昏時。
西に大きな三日月が佇む坂道を、1人歩いていた時の事。
地蔵たちの前を通り過ぎた辺りで、後ろから名前を呼ばれた気がした。
咄嗟に振り向くと、一斉に地蔵たちが此方を見て、目があった途端に声高に嗤い始めた。
つられて、私もゲラゲラと笑った。
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