呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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順調に木々達は育っております。
肥料が良いのでしょう。
春は桜が、秋は紅葉が並木道を飾ります。
なんせ肥料が良いですから。
え?小さくなってますか?
旦那さんの錯覚ではなく?

あゝ──、やはり新鮮な肥料が必要ですね。
もっともっと大きな並木道を作りませんとね。ご協力ください。

#呟怖 https://t.co/oY7vssVZTS

新しい彼女の写真を見せてもらった。
とても綺麗な彼女だった。羨ましい。
どうせならツーショットで撮ればいいのに。

#呟怖 https://t.co/W5wnLeaRhc

夢の中で妻を解体していた。私は粉骨砕身し妻の腕を脚を首を断ち切った。
面の皮は剥がし、私は妻を被り踊った。正にそれは映画のヒーローだった。

私は激しく痙攣しながら目を覚まし、そっと胸を撫で下ろした。
夢で良かった──と。
そして妻から搾り取った血液で喉の渇きを潤したのだった。#呟怖 https://t.co/6pdfaI2XaF

其処には何も無い。事故も事件も悪評も怪異譚も目撃情報も噂話も都市伝説も、誰に聴いても何も無い。
何も無い普通の遊具だ。

只──、何度私が破っても結界だけは現れる。
結界だけが、其処には有るのだ。

それ以外は何も──無い。

#呟怖 https://t.co/wbXdhh9glp

「拝啓、死に逝くアナタへ」
子犬の様に振るえるアナタが好きです。
赤子の様に泣きじゃくるアナタが好きです。
蝶々の様に逃げ回るアナタも好きです。
蝉の様に私を呪い罵るアナタも好きです。
好きです。好きです。ずっと見ていたいのです。逝きましょう、二人で。
奈落の底へ。逝きましょう。
#呟怖 https://t.co/qg8RaDBRdx

ひとりごとを呟き歩く女が気になり、後をつける。女は交差点の中心で止まり、首をゆっくりと傾げた。
僕は女を無性に抱きたくなった。背後から飛びつき、そして……

友人が事故で死んだ。
素敵な死顔だったよと、彼の彼女が繰り返し葬儀中に呟いている。
只──、誰もこの女を知らないのだが。#呟怖 https://t.co/HVWbvVrYDE

ガチャガチャの排出口から、女が覗いている。
白く濁った目が、球を取り出す度に、こちらを睨む。
時々、球の中から見えない蛆が溢れた。ポトリポトリと……。
しかし──、女は誰にも気づかれず、尽きぬ地獄を嘆きながら黒い涙を流すのだった。

そう書かれた私宛の手紙が出てきた。蛆虫と共に。#呟怖 https://t.co/1tkxsdgu9j

ふすまの陰から、舌だけが、ゆっくりと這いずる。

#呟怖 https://t.co/uAtYR5g9Xm

裏庭のタンクには人魚が居る。
人魚はホルマリンの中を泳ぎ、歌を奏でる。
その濁った声は、まるで赤子の悲鳴に似ていた。

人魚は死んだ。ホルマリンなのに、何故か真っ白い肌にウジが湧いた。
人魚は人間に恋をした。
だから死んだのだ。

裏庭のタンクには人魚が居る。
ずっと君を待ってるよ。#呟怖 https://t.co/KQmh1tIBVa

腹が減ったなぁ──、と僕は呟く。
爪が畳の縁を撫で、ザリザリと音を奏でた。
ぽきりと首を鳴らし、僕は薄暗い部屋を見渡す。ザリザリザリザリ──、相変わらず音は止まぬ。
先程締め殺した女が、部屋に転がっている。畳の縁に爪を食い込ませて。
ザリザリ、ザリザリ──
あゝ……腹が減った。
#呟怖 https://t.co/2SePiueCvP

はい、そうです。そこの、はい、そこのロッカーの、はい、あー、右です。
右のひん曲がったやつです。はい、えっと、3、3、0、2、です。
開きました?開いた?あー、そうです。入ってるでしょ?ありました?
あー良かった。無事渡せましたね。

ええ──、娘さんの足です。大切にしてくださいね。#呟怖 https://t.co/B1JcYvsY98

順路と書かれた看板の周囲を、小回りで周り続けている。
もうすぐ半年になろうかとしているが、未だ私は逃げられない。
不思議と腹も減らず、疲れもしない。
私は周る。廻る。回る。マワル。

見てますか?
ハヤクムカエニ
キテ
クダサイ
#呟怖 https://t.co/2bRM9pjsX2

給食と一緒に、真っ黒く焼けた女が毎日運ばれてくる。
女が這い出す度にジクジクと焼けた肌が割れ、赤く肉が覗く。
毎日毎日、女は這う。ズルズルと這う。
そして気付いた。焦げた女は──、私と同じ顔をしていた。
私は私を見ていた。嗚呼、早く焼身自殺しなければ……
#呟怖 https://t.co/1wgpiAOFeY

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