呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

僕は小さなうさぎになっていて
雲の草原を走っていた
「月に行きたい」そう思いながら 白い月に向かいひた走る
いつの間にか周りにはたくさんのうさぎ

月の手前で小さいお婆さんがぼくらをより分ける
「あんたはまだダメだよ」
ポイッと雲から投げられて
目が覚めた。息が苦しい
#うさぎうさぎ
#呟怖 https://t.co/6ymWhGFfan

横断歩道の無い道
古い歩道橋があった

いまさら横断歩道を探すのもめんどくさかったので
所々禿げて鉄サビの浮いた手すりを持って
歩道橋に上がった

目的地の方向に真っ直ぐ伸びる歩道橋
歩いても歩いても降りる側に届かない
おかしいと振り向いたら
今上ってきた階段も消えていた
#呟怖 #歩道橋 https://t.co/AbAVzGwjJl

お寺の御堂の周り廊下に
小さい足跡がいっぱいついていた。
普段このお寺で遊び回ってる俺らが、住職のオッサンにめっちゃ怒られて
掃除しろと雑巾を渡された。

「俺らの足跡よりずっとちっさいやん」大ちゃんがブツブツいいながら擦る

茂みから小さい狸が覗いて
頭をペコっと一回下げた
#呟怖 #足跡 https://t.co/RdYmKxnfnj

ああ、あの人
今日は違う方のシャツ、着ていったんだ。
間違えたんだね、こっちがその前に着てたほうだもの。

奥様なら気づくよね。
似てるけど、違うブランドのシャツだもの。

いつまでも、「まだ嫁が・・・」って言ってたし
これで踏ん切りつくよね。

ふふふ、楽しみ♪
#呟怖 #シャツ https://t.co/n55lBldDnA

モウイイカ
そいつが聞く
マダダ
俺が答える

今日だけでも何回目かのこの会話
相手は俺の腹の中でとぐろを巻く龍のような奴

見た目がアレな俺は
色んな奴にバカにされ蔑まれる
「復讐したい」それが望みだった

機会と切り札を持ちながら
使いかねている、いや
楽しんでる俺こそが
#呟怖 #モンスター https://t.co/ZrT6mb2dhc

上がってるのか
下りてるのか
分からなくなってきた

こういう感覚か

この赤い螺旋階段を模すように手が変化していく
鎧のようになり、爪が硬く鋭く伸び

足も体も赤い鎧を着たような姿に変わる

「上りきった時お前は強くなる」
爺の声が響く

螺旋を超えて
僕は鬼になるのか
#呟怖 #逆巻の螺旋 https://t.co/25uWiGhs6k

何度も
そいつは やめてくれと泣いていた気がする
はだけた足が 俺の全ての欲を膨らませたのもしれない

陽炎洞窟
そう呼ばれる場所に探検に行こうと誘ったのはどちらだったか

正気に戻った時
手の中に握っていたものを見て
ここが墓場だと噂される意味を知った

鬼の生まれる場所
#呟怖 #陽炎の墓 https://t.co/VD8x2SeKvU

いつも通る道に
半分朽ちた椅子が置いてある

廃屋に見えるけど人が住んでいる、通称「お化け屋敷」の塀の角っこに置いてあって
誰も捨てようとしないのが不思議だった

たまに、
その椅子に座ってパタパタしてるような足が見える
ああ、あの子のお気に入りの椅子なんだね
#呟怖 #いつもある椅子 https://t.co/557ReTWpBD

受験勉強してた部屋
いきなり目つきの悪いウサギが現れ
「枠に囚われてたらダメなんだ!」
いきなり演説を始める
「枠に納まる人生なんて勿体ねぇんだ!こんなもの!」参考書を投げ捨てようとするので
やめてくれと頼んだ

三月、合格証を見てウサギは
「やるじゃん」ニヤリと笑った
#呟怖 #三月ウサギ https://t.co/j2RfLuqqCY

そいつは
1枚の紙を掲げた
その紙には沢山のおどろおどろしい漢字が書かれていた
「この中から、わしの名前を当てたら許してやろう」
必死に考える
「違えば喰うぞ」
足の6本あるそいつを見て
「よ、夜喰蟲」と答えた
「命名、ありがとよ」
ニヤリと笑う
「名前はわしを決めるのじゃ」
#呟怖 #名前 https://t.co/PQyeGjTMCo

ここだよ
その少年は大きな樹を指さす
ここから何かが出てきたらしい

1時間程前、その少年は店に飛び込んできたのだ
「友達が何かに連れられて居なくなった」と

その樹の根元を覗こうとしたら
何かに押され根元の穴に落ちていった
かすかに薄笑いの少年が見えた気がした

#呟怖 #精霊が宿る樹 https://t.co/ky02JAZQmm

黒猫が
俺の目の前を「ふふん」と俺を見ながら通る
「なんだよ」思わず話しかける
「何話しかけてんだ、黒猫に目の前横切られてるンだぜ」猫が答える
「不幸になるって」
「そうだよ」
「横向いて歩いてると危ないぞ」
石に蹴躓いて猫が転けた
「絆創膏貼ってやるよ」
幸せになったじゃん
#呟怖 #迷信 https://t.co/PLnajVZ8t2

とっても明るい月夜の晩に
あんまり夜更かししていると
月の舟から釣り糸で
ついっと釣られてしまうから
さっさとお風呂でピカピカにして
ふんわり布団に入りましょ

釣られた子どもはそのまんま
釣り人の子になるのかな
いやいや捕まりゃご飯にされる
だからさっさとお眠りよ
#呟怖 #童怖
#月の舟 https://t.co/etUmYer1TG

@shibatalululu 「こら、夜に口笛を吹いたら駄目よ。何かくるから」
「蛇じゃなくて?」
「あれは、何だったのかしら」
パタパタと
サンダルの音が響く帰り道。
繋いだお母さんの手がヒンヤリしている。

パキッ と背後で音がする。

「もう大丈夫」
繋いでたお母さんの手の感触が消えた。

#呟怖 #続けてみた

鳥居の向こうは神様の国
だからおいそれと入ってはならぬ

ちがうよ、爺ちゃん
あれは鬼の口
あの向こうは鬼の胃袋だよ

だってぼく、
見たんだもん
爺ちゃんが食われるとこ
だから・・・

あとはナイショ

#呟怖 #贄怖
#鳥居 https://t.co/O8Se0JGFtN

ああ、今年もついに羽化しましたね。
ここは群生地なんですよ。
・・・不死蝶の。

蝶ではなくゾンビだ、と仰いますが、あれは餌として吸い尽くされた後の残りカスなんです。
大丈夫、冬になる前に居なくなります。体が持たないし。

あ、私?
私は餌調達係なんですよ、
不死蝶の。
#呟怖 #不死蝶 https://t.co/pswHfEPWHB

「なぁ」
なんだよ、バホメット
「おれさぁ、人間界にこないだ呼ばれてよぉ。仕事頼まれたんだよ」
は?
「農業の畜産?振興のためのCMにでてくれんか、って」
ああ。俺なんかよ、疫病僕滅の為に【手を洗おう運動】のCMの話、きたぞ?
「ベルゼブル・・・」

#呟怖 #バホメットとベルゼブルII https://t.co/gRxkBkCZjd

「本来、子どもは苦手なのだ」
その美青年は戸惑ったように言った
その足元に赤子が擦り寄っていく
「踏むぞ」
獣のような形のブーツを赤子はペシペシと小さな手で叩く

あたしの血が必要だというその悪魔に、交換条件として我が子の育成を頼むことにした
満更でもなさそうである

#呟怖 #メフィスト https://t.co/evSNxkKbSS

「その人は、花のような人だったんだ」
兄は遠くを見るように語る
昼下がり、喫茶店の窓際
コーヒーを飲み、ホゥっと息をつく

お茶をおごるから、と兄に呼び出され1時間
ようやく出た言葉がそれだった

「抱きしめたら花のように散ってしまったよ」
そう言うと兄は目の前で散った
#呟怖 #幻の女性 https://t.co/RauZMMa8bM

「お地蔵さん、お地蔵さん、チョコが沢山食べたいな」
一つ一つのお地蔵さんに手を合わせながら
娘と二人、峠を超える
娘は無邪気にお願いごとをする
そして
「チョコチョコ、チョコチョコ」と可愛らしく歩く

一瞬のうちにここに来れたからか、
娘には彼岸の自覚が無いようだ
#呟怖 #地獄峠の六地蔵 https://t.co/8PuVAuH4yw

そいつは
部屋の中に一人でいた
「パパ?」怯えた声
パパじゃねぇよ
「だれ?」
パパじゃない誰かだよ

あからさまにホッとする空気

おいおい、俺は悪魔だぞ?

「パパじゃなきゃ大丈夫」

最近、こういう子どもが増えたとは思っていたが。

「だっておじさんは会話してくれるもの」

#呟怖 #ベリアル https://t.co/ExH2JtfANo

ゴソゴソと声が聞こえる。

「なんで皆下向いてんだよ。もっとこう、上向いてたらこんなことにならなかっただろに」
「深刻そうな表情もどうよ。俺もっとホントは軽い性格なのに」
「表情スケッチのモデルだろ?笑うのもありだろ」

美術準備室。廃棄される予定の胸像たちが愚痴る
#呟怖 #胸像の群 https://t.co/I4oUOsf8Lg

古来からおわす神様は
人の世界に紛れるべく
いろんなものに変化していらっしゃる
そうやって
善きも悪しきも
つぶさにご覧になっていて
そしてただそこにおわす。

うちの家で飼い始めた蛇に
うちの子(3歳)はすぐ懐き、
まるで蛇に教え込まれたかのように
毎日そう語る。
#呟怖 #八百万大蛇 https://t.co/VmLYfMX1EO

今日もまた、赤い夕焼け
焼けるような赤色が責めるように迫る
「火事みたいな色だね」
お姉ちゃんに言う
お姉ちゃんは笑って返す
「血の色だよ」
「血?」
「うん。赤の後、黒くなるからね」
お母さんの時そうだったよ。
聞こえた気がしてお姉ちゃんを見る
「さ、施設帰ろ?」帰ろう。
#呟怖 #夕焼け https://t.co/uI2NgaC1DJ

「ああ、美味しいわ」
姑が満面の笑顔でお茶を飲む。
「このお茶はね」
ああまた始まった、蘊蓄が長いんよ。
「先日仰ってた新茶ですよね」
話の腰を折られた姑はちょっとムッとし、その途端、胸を掻きむしり始めた。
ああ晴れ晴れとしたいい日だこと。
#呟怖 #呟怖三題噺
#お茶・新しい・晴れ晴れ https://t.co/1gjju47H3c

その公園には溜池があって
すぐ傍に、池に背を向けるようにベンチがある。
散歩の途中、そこに座って少し休憩するのを楽しみにしているが、今日は黄色いテープで座れなくしてあった。
しょんぼりとベンチを見ていると、どこからかオッサンが来て
「そのベンチ、人食うから」と笑った。

#呟怖 #ベンチ https://t.co/sEMUojvg9L

娘と美術館に行った
まだ小さいから早いかな、と連れてきたのだが、
絵巻物のコーナーはとても楽しそうに見ている。
「サイとカバだって」
指さす先に見たことの無い形の動物が描かれている。
「どっちがサイでどっちがカバ?」と娘が言うと
「俺達も知らねぇよ」と絵の動物が答えた
#呟怖 #サイとカバ https://t.co/uPTeBQpnqW

ひとつ ひとつ ひとつ
枕木を数えながら先へ進む

ひとつ ひとつ ひとつ
線路のつなぎ目で立ち止まる

綺麗な線路だな
鉄の塊を撫でながらしゃがむ
僕の頭の上をまた列車が走る

はね飛ばされたのは
あの日1度だけ
もう、列車は僕を
ただ通り過ぎていくだけ
#呟怖 #線路は続くよどこまでも https://t.co/upWkidvjlA

グラウンドで走っていると、たまに小人が靴紐を解いてくる
#呟怖 #30文字物語 https://t.co/uwfdpGTmIG

お前は
あの鳥居を通って
お嫁に行くんだよ
小さい頃から言われていた

暗い部屋に閉じ込められ
窓から見えるのは湖とそこに立つ鳥居
その後ろのお山

ある日
白い服に着替えさせられ
湖から小舟が来た

「お嫁入りだ」
顔も見た事がない「村人」とやらが
あたしを小舟に押し込める

#呟怖 #湖上の鳥居 https://t.co/CpUd05vKum

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