呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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「鴨みたいなもの」

「鴨みたいなものです。
ネギは背負ってませんが!」
この川べりに立ち、そんな
呟きを聞いてしまった者は、
十日以内に、身体を何かで
刺し貫かれるという。

だが、不思議な事に、その
怪我で死んだ者は一人も
いない。
ただ、全員、なぜか鍋料理
が嫌いになるそうだ。
#呟怖 https://t.co/2QwniV9g3f

#呟怖
「ある朝の出来事」

出社すると、机に白い花が
飾られていた。
「おはよう!」
声を掛けても、誰もこちらを
見ない。
これは、昨日の旅行をパスした
仕返しか?

「知らんのか?
バスが崖から落ちて全員死亡だ。
君以外はな。」
隣の課長に肩を叩かれた途端、
皆の姿がすうっと消えた。

#呟怖
「貴方にうつしたくないから」
そう言って、入院の翌日から、
彼女はガラス越しの部屋で面会
するようになった。

「早く治療薬が出来るといいね」
「治ったら、一緒に行きたい所が
あるの」

主人を失った集中治療室では、
深夜に、そんな囁き合いが聞こえる
という。

#呟怖
「台風一過」
台風一過、我々のマンションの朝は
ベランダの飛来物撤去から始まる。
コンビニのレジ袋、軍手の片方、
枯葉の山、そして、おびただしい
数のカラスの羽…

珍しく、隣の老人がベランダで焼肉
を始めた。

#呟怖
「形見分け」
ソフト会社勤務の妹が急死した。
寿退社を目前に無理をし過ぎた
らしい。
夢枕に立った妹の依頼通り、
婚約者に彼女のノートPCを
送った。
間もなく彼からメールが届いた。
「素晴らしいチャットボットを
ありがとう。
まるで彼女と話しているよう
です。」

#呟怖
「リサイクル」
過疎化が進む我が村に、突然、高齢者向けの高層マンションができた。
隣にはAI管理の無人プラントも造られた。
廃プラの再処理施設とカップ麺の製造工場だ。
バスが、毎日、田舎暮らしに憧れる都会の老人達を運んで来る。
だが、入居者が出てくるのを見た事はない。

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