貴方の大好物の厚揚げを風呂敷に包み、私は長い階段を上る。タン、タン、と下ろしたての草履が鳴る。
貴方は気づいてくれるかしら。
鳥居を潜り抜け、小さな祠へと真っ直ぐに進む。そこに佇む、白い狐面の人物。
風呂敷から厚揚げを取り出して手渡すと、貴方は嬉しそうにコン、と鳴いた。
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