呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

中見が不明を売りにしているガチャガチャを回した

500円もするので興味が湧いたのだ

出てきたカプセルは真っ黒で中見が見えない

繋ぎ目にはテープが貼られている

テープを剥がすとテープの内側に大当たりと書かれていた

カプセルを開けると

生きたゴキブリが飛んでいった
#呟怖

長屋王
藤原広嗣
井上廃后
親王禅師
菅丞相
相馬小次郎
顕仁
尊成

以上がとある廃旅館に残された分厚い帳簿に書かれていた内容である。

#呟怖

赤ん坊には発話能力がないだけで前世の記憶がある
産まれてからしばらくは本能が高い水準で働くため身体の自由がきかない
親によって名付けられる事により名前が上書きされる
その結果、記憶が消え完全に別の生き物に成る
親により二度目の死を与えられる
こうして人は完全な死を向かえる
#呟怖

俺は目が悪いのでコンタクトを使用している

装着時は洗面台の鏡を使う

今日もコンタクト装着しようと鏡をみると違和感を感じた。

顔を近づけて鏡を見る

鏡に写る自分の目

その目に反射して写っている自分が私を指差して笑っていた。

#呟怖

幽霊の作り方というのが我が家に伝わっている

ある手術を行うと人は幽霊になる

江戸の頃から伝わるものだが医者を目指してない自分には教えてはくれないようだ

気にはなるが仕方がない

茶室にある幽霊画を眺めるに留めることにしよう

#呟怖

死ねない部屋の噂を聞き怪談好きの私はその部屋を借りた

借りた人は一週間持たずに逃げるらしい

引っ越し当時、荷運びして一日が終わり布団を敷いて眠りにつく

寝ている私の体が突然強く揺さぶられる

泣き顔の見知らぬ男が私を揺さぶりながら必死に「死ぬな」と叫んでいた
#呟怖

Trick or Treat

お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ

そんな言葉を投げかけられるたびに快くお菓子をあげる

あと少しで品切だ

知らない人から物を貰っちゃいけないと教わらなかったのかな?

誰もお菓子にイタズラされてることを疑わないね

おかげで楽に処理できた

HappyHalloween
#呟怖 https://t.co/aICGz52Nqx

毎晩家の廊下を大量の足音が通る

扉を開けても誰もおらず、音だけが響く

廊下に出ても何にも触れない

なんなのだろう

音の影響で寝不足だったので早めに眠る

今までにない大きな音で起きてしまった

眠いのもあり半目で少しだけ扉を開けた

鬼に骸骨等の姿がみえる

こんな所で百鬼夜行か?
#呟怖

息子はいつも地蔵にまたねと手を振る

それをいつも微笑ましくみていた

いつからか息子は地蔵と遊びに行くといって出掛けるようになった

そして行方不明になった

誰が用意したのか地蔵が二体に増えていた

息子は10年経っても未だに見つかっていない
#呟怖

給食のデザート柘榴だって
なにそれ
知らないの
僕知ってるよ
どんなの
うんとね、赤くてぐじゅぐじゅしてて変な味なんだよ
なんかおいしくなさそう
うん、おいしくないよ
よくに食べるけど残したら怒られるから我慢してる
それにちょっと臭いんだよね
じゃあおいしかったらもらってあげるね
#呟怖

勤め先の神社では丑の刻参りをする人が多いので予感の見回りを交代で行っている

私がその当番の夜もカーンカーンと釘を打ち付ける音が境内に鳴り響いた

だがいつもと違い くちゅ と言う音と血生臭さを感じる

私に気づいたのか誰もいなかった

木には赤ん坊が杭で打ち付けられていた

#呟怖

最近ボーッとすることが増えている気がする

街中でもやく人とぶつかるし人の顔が分からない時もある

疲れているのかと思い手鏡を覗く

いつもと変わらない気がする

忙しくて疎かになってたし掃除しよう

掃除中に失くしていた手鏡が出てきた

私はこれしか手鏡は持ってない

さっきのは何だ?
#呟怖

暗い空に轟音が鳴り響いた

予報では一日晴れだったがゲリラ豪雨かと社内で話をしていた

何を言ってるのか俺には分からなかった

俺には巨人の大群の姿しか見えなかった

轟音が鳴るたびに巨人が歩みを進める

彼らは何処へ向かっているのだろうか

視界が突然明るくなると太陽が輝いていた
#呟怖

交通事故で変形した車から何とか自力で這い出た

立ち上がると悲鳴が聞こえた

振り返ると女性が怯えた目でこっちをみていた

誰でもそんな反応になるさ

その時は気づかなかったけどこんな状況だし

と言って中身の無いズボンをはためかせた

それに気づいた途端に地面に崩れ落ちたんだよね
#呟怖

先輩と測量の為に山に入った

先輩は後ろを歩いており、ガムをくちゃくちゃ噛んでいる

返事がなくなり振り返るとそのまま固まった

デカイ顔の化け物が眼前でくちゃくちゃ何かを咀嚼していた

ソレが大きく息を吸った直後、風船ガムの様にソレの口から苦痛な表情の先輩の顔が膨らんで出てきた
#呟怖

自分勝手な猟師は神域のため禁足地とされる山の一角でいつも狩りをしている

その日は何も獲れず以前建てた小屋で休んでいると金縛りにあった

もがいていると口に何か小さいものが入ってきた

後日、猟師の捜索に来た村人は小屋からこの山に無い筈のヤドリギが群生している光景を目にした
#呟怖

帰宅するとトランプが散乱していた

ペットカメラの録画を確認すると

置き時計がひとりでに向きを変え、ラックの服が揺れていた

予想外の事に困惑していると不意に姿見に男が写った

男は永遠とトランプで占いをしていて、暫くして私が帰宅した

背後の姿見をみると男の後ろ姿のみが写っていた
#呟怖

桜の下には死体が埋まっていると言うがその窓から見える庭の桜は人を食らう

一族の男はその桜の下で血を流して死ぬ

どこで何をしていようと例外はない

ワシも近々そうなると高笑いをして話を結んだ

上機嫌に話す祖父と対照的に俺はびびっていた

翌朝、祖父は桜の枝に早贄の様に刺さっていた
#呟怖

献血によく行く

成分献血の時は1時間越えになるのでいつも寝ている

その日は目の前に鏡があり、私の姿が写っていた

いつも通り眠っていると不意に目が覚め、鏡が視界に入る

ミイラのような姿の私が写っていた

驚き固まっていると職員に笑顔で声をかけられた

お疲れ様でした、失血死ですね
#呟怖

隣人が定年退職を期にごみ拾いをしているようだ

最近家の近くで拾うゴミの量が増えていて家から離れると少ない気がすると相談を受けたが気のせいだろう

海外旅行で家を空け一月後に帰宅すると隣人の家はゴミ屋敷になっていた

苦情を言うといくら捨てても勝手に増えると嘆いていた
#呟怖

太陽の下で自分の影がみられない

いつも太陽の向きに関係なく背後に影があり首だけ回しても視界から外れ、夕日で建物に写しても視界に入らない

鏡越しや写真越しでも無理だった

人工光源の時は正常なんだけどね

他人はそれらの違和感を理解できないらしく、いくら説明しても呆れられる
#呟怖

曽祖母が戦時中に疎開した本家

終戦以降は使用されず朽ちている

暇なので探険してみると蔵から家系図が出てきた

何故か俺の玄孫の代まで書かれているが俺の子孫は名前の文字が掠れて読めなかった

家系図と一緒に入っていた本には年月日と死因が書いてあった

家系図に書かれた親族全員分の
#呟怖

殺人 事故 自殺と多様な死に方をする夢をよくみる

夢占いでは幸運だが何年も見ると流石に寝不足だ

某サイトの巡回中に私と同名のブログを発見した

開くと色々な死に方をした死体の写真が掲載されていた

全部同じ人?...てか私?

まさかと思い日付をみると死ぬ夢をみた日付 死因が一致していた
#呟怖

解剖の為に遺体にメスをいれようとすると笑い声が響いた

顔が狐の様に変わり笑っていた

心肺停止状態で睫毛反射もないため生きていない

体にメスをいれるが変わらず笑っている

一か八か顔にメスをいれると静かになり

切った皮膚の下から元の顔が覗いた

化けの皮でも被っていたのだろうか
#呟怖

PCが普及した頃に知らない漢字と文字で書かれたメールが届いた

日本語なのは分かるが読めず後で調べようとメモをとる最中メールが消えた

メモを頼りに調べたが何も分からなかった

メールは時空を越えて送受信できると聞く

最近、メモに書かれた文字の一部が幽霊文字と呼ばれていると知った
#呟怖

昭和の中頃、ある町でふくよかな体型の人が行方不明になる事件が多発していた

容疑者としてとある工場経営者が逮捕された

経営難のため犯行に及んだと供述した

被害者は皆亡くなっており遺体の回収は不可能だった

バラバラになって全国に散らばっているそうだ

彼は石鹸工場の経営者だった
#呟怖

バスケの試合
第4Qで1点差で次がラストプレーだ

激しい攻防の末手元にボールが来てシュートを放つ

入る手応えを感じ
ブザー音が響く

ボールはリングの10㎝程手前で止まり

体も動かなくなった

体感で3年経った
ボールは後少しでリングを通過する

それで解放される
そんな希望に縋っている
#呟怖

牛革の触り心地や匂い、色味が好きで数点の革製品を持っている

古着屋で革ジャンに惚れて着て帰った

服を脱ぐと肩辺りが少し出血しており動物の歯形にみえた

獣の断末魔の様な絶叫
獣の唸り声
駆け回る音
血と獣の匂い

空が白むまで続いた

部屋は荒れ、革製品は全てボロボロで散乱していた
#呟怖

もし死後、生き霊だとしても遊園地にあるミラーハウスには行っては行けないよ

入り口の鏡に写ったら最後

無限に広がる鏡の世界

自分がどこにいるのか分からなくなる

そうなれば二度と救われない

#呟怖

85歳の幼馴染みが認知症になり子供と遊んでいると話しているらしい

トウカと言う女の子だと聞いて思い出した

幼馴染みが俺と知り合う前に遊んでたイマジナリーフレンドと同じ名前だ

幼馴染みの実家には小さな社があったので俺は神様だと思っている

稲荷と書いてトウカと読むからね
#呟怖

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