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目が合った。髪を風で靡かせて、夜でも見える綺麗なワンピースを来た女性と。
逸らせなかった。彼女に釘付けになった。隕石が落ちてきたかのような心の高鳴りは今までに感じた事はない。

まあ、落ちてきたのは隕石じゃなくてその綺麗な女性だった訳だけど。

#呟怖

色には重さがあるように思う。
例えば黒。質量が多くて重い気がする。青。水のような軽さを思い浮かべる。緑。木や草花の色は……風に揺れるから軽いかな。
そして白。何も染まらない綺麗な色。これは軽いだろう。
だから私は嘘を吐く。黒から白になる為に。

なんて、これも嘘かもね。
#呟怖 https://t.co/v6dDEUmy6O

昔から虫が苦手だ。田舎町で虫はたくさんいたおかげか、虫は苦手だが退治する事は出来た。そうすると、ほっとするのだ。自分にとっての恐怖が、消えてなくなるから。

「これは、あの時の気持ちと似てるなあ」
帰り道、待ち伏せして私の後を追ってきた知らない男。
胸にはナイフが刺さってる。

#呟怖 https://t.co/vLaVlP3Ipg

#呟怖
今年も沢山いるなぁと街を見る。血を流したひ、服が破かれていたり、真っ白い着物を着たり、いろんな人が。
そんな中、一人だけ辺りを見回してる人がいる。服装を見るとどうやら学生のよう。
「ん?」
なるほど、顔も強ばるはずだ。俺は声を掛けた。

「おーい君、ここは死人しか居ないぞ」

#呟怖
ハッと目が覚めると、医者が笑顔を浮かべながら見ていた。
「俺は、助かったのか」
「ええ。大丈夫です。あと一週間程入院すれば退院です」
その言葉を聞いて俺はまたこの国を支配出来るのだと嬉しくなった。

「独裁者がいないと、この国は滅びませんから」
陰で医者はほくそ笑んだ。 https://t.co/mgN6F9bPz0

#呟怖
「猿が増えたので減らします」

上司がそう言ったので、俺は武器を持ち、研究所を襲った。賢い人間がこれ以上増えないように、とのこと。
俺はなんでこんな事をしているか?さあ、知らない。俺は猿じゃないからな。 https://t.co/IV3ULBFzeA

#呟怖
気が付けば目の前に赤い花が咲いていた。ああ綺麗だな、と見とれていると足元がふらつき、その花へとダイブした。

ぬるり。

決して花からはしないようなヌルッとした感覚に、恐る恐る手を見る。……赤、赤、赤。花と同じ、赤色。ゴホ、と咳込めば口から出るのは同じ赤。
「ああこれは俺のか」 https://t.co/d8s9XCU6wE

#呟怖

このトンネルは事故が多いと聞いた。ちょっとカーブがあり距離は長いが、幅は広いしライトもちゃんと点いているのに。
そう思いながら運転していると、ある事に気がつく。
左側に何mという表示がある。全て。今何mなんだろうとチラチラ見ていると、いつの間にか車は左側に寄っていて、そして。

#呟怖

ふと視線を感じるでしょう、と言われた。この部屋には女の霊がいるのよ、そうねぇ……30代くらいかしら。この部屋に未練でもあるのかしらね……。
私はその話をビールを飲みながら聞いていた。そして、小さな手鏡を取り出すと、その女性へ差し出した。

「多分それ、あなたのことだよ」

#呟怖

人が亡くなると、また数日後に人が亡くなる。家族や近所の人らはそれを「連れていった」と言った。
ある日夢を見た。ずっと前に死んだ婆ちゃんが、つい先日生まれた赤ちゃんを連れていこうとしたのだ。やめろと言うと婆ちゃんは見たことない醜い顔をして。

「誰でもいいのに」

そう、言った

外でバーベキューをして、昆虫を取ったり遊んだりして、やっぱりキャンプに連れてきて良かったと花火をする子供達を見ながらそう思った。
「わあ、虫が寄ってきたよパパ」
「明るいから近寄ってきたんだね」
そう言うと、子供はふぅんと言った。

「じゃあ、パパの後ろにいる女の人も?」

#呟怖 https://t.co/mqWPTBgGyq

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