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「鏡に何も映らなければ問題ないが、何か映れば見たものは呪われる」

噂を確かめる為、俺達は深夜の公衆トイレに向かう。

鏡には俺が映っているだけなので白けてしまったが、みんなは何も映ってない、真っ黒だと騒いでいる。

その瞬間、俺は全てを理解した。
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近々解体が始まるので、電気が点く筈はないのですがね。
今日みたいに、電気が点く日があるのですよ。

ああ、あまり見ない方がいいですよ。
気付かれて、連れて行かれてしまいますからね。

あれは人の味を覚えてしまったのでね、時々、こうして人を誘き寄せるのですよ。
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「お前に殺されたのも、こんな満月の夜だったな」

アイツは鳥居の向こうから、俺を挑発する。

アイツは一体誰だ?
俺は何故、あの晩ここに居た?

アイツに関する記憶は尽く抜け落ちているが、アイツが俺に鳥居を潜らせようとしていた事だけは覚えている。

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君は、時間軸から外れて連続性を失ったんだ。
俺みたいに、こうして老いも死もなく、四次元時空ではない単なる三次元空間を彷徨い続けるのさ。

俺か?
俺は《幽霊》さ。
向こうからは、俺たちがまるで幽霊みたいに見えてるらしいからな。

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耳置いてけ……
首置いてけ……
足置いてけ……

無くした身体を求めて、刀のお化けが彷徨い出ずる。
切られた者も、無くした部位を求め彷徨う定めに身を落とすという。

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提灯を提げた者を見かけたら、絶対通るなと古老は語る。

それは霊魂を迎えに来たあの世からの使者、あるいはトンネルの先にある祠へ呪いの願掛けをしにきた者のどちらかなのだそうだ。

どっちにしろ、ろくな事にはならないのだという。

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通学路にもなっているその隧道は、煤けた壁に幾つも手形が付いている。
大抵は学生の悪戯や、すれ違い様にバランスを崩した自転車の人が着いた手の跡だ。

しかし、人の手が届く高さを超えた位置にも手形が付いているが、それは口裂け女が付けたものだという噂がある。
#呟怖 https://t.co/1SJMJiNw0u

深夜に目が覚め台所で水を飲んでいると、引き戸の磨りガラス越しに黒い影が廊下を横切るのが見え、トイレの引き戸を開け閉めする音がした。

様子を見に行くとトイレの引き戸にある小窓は暗く、不審に思い明かりを付けて引き戸を開けてみたところ、中には誰もいなかった。

#呟怖

若くして登山家を引退した彼は、どの地域の山にも踏み入る事は禁忌とされている場所があるという。
入るとどうなるのか尋ねると、彼は片方の義手を義足を外し、肩を竦める。

その多くは入れば間違いなく生命を奪われるのだと伝わるが、彼の場合は登山家としての生命で済んだのだろうか。
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