闘蟋用のコオロギを育てて華僑の人たちに売っている知人がいる。家へ行くといつも薄暗い飼育室で、指先で籠を触ってコオロギの様子を確かめている。騒音が苦手な人で、一度中華街へ一緒に行った時、間近で鳴った爆竹に悲鳴を上げて手を腹へ抱え込み、うずくまった。
コオロギの耳は前肢にある。
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