#呟怖
「ねぇ、私はなんだろう?」
うふふと気味悪く笑いながら女の顔の形をした障子のシミが話しかける。
普段気にもしなかったが気持ちの悪さを感じてしまった。自分の中でこの現象が肥大しているのだ。
「よし、君はシミ女。不意に話しかけるだけの無害な妖怪」
大きな舌打ちが返ってきた。
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