呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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#呟怖
霧の日は山の神様に呼ばれるから気をつけろと婆ちゃんが言った。

僕は寝坊して急いでいたので話を聞き流して家を出る。
霧で姿は見えないけれど道の先で隣の圭が声をかけてきた。

「早くしろ遅刻だぞ」

慌てて駆け出すと後ろから腕を掴まれた。

「そっちは山だ」

腕を掴んだのは圭だった。

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