呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
「何処なの?」
潰れたラブホテルへ肝試しに来たはずが、はぐれてしまった
窓から差し込む月明かりに堅牢な壁が照らし出される
底冷えのする長い廊下
一定の距離を保ち松明が赤々と燃えている

違う、ここは廃墟なんかじゃない
本物の中世のお城だ

衛兵に取り囲まれる
「ウィッチ!」と聞こえた https://t.co/FRIIHMnvD0

#呟怖

「なぜ実在するんだ」

あれは昔よく想像した宝の島。
離れ島とか名前をつけて、結構緻密な地図まで作って遊んだっけ。
海岸線の凹凸までそっくり同じだ。

ならば、潮が引けばきっと洞窟が現れる。

これは.....いにしえの記憶か?
財宝に埋もれ眠っている、あの朽ち果てた男は......。 https://t.co/tfFSajZuAL

#呟怖
俺達の小隊が密林の先に見つけたのは廃屋だった。伍長に合図し先陣切って飛び込む。アジトと言うより研究施設のようだ。床に無数に転がる、変形した白衣の死体。

唯一生きているパソコンに拾ったディスクを突っ込んでみた。ブーンという起動音。刺激臭のする”何か”が静かに部屋に満ちていった。 https://t.co/LwuHXVczLA

#呟怖
昏い道を手を引かれ上る。朱い鳥居を三つ潜ると其れは現れた。
「お稲荷様、彼女が僕の選んだ人です」
彼が告げると狛狐の瞳が三日月に笑む。鋭い爪が咥えていた石版を摘み私の額に翳した。
再び意識を取り戻したのは彼の葬儀の最中だった。数珠を握る私の手は何故こんなに老いているのだろう。 https://t.co/Q2Na4nzTht

#呟怖
人は七歳まで人ではない。あちら側の存在だ。七五三を抜けて初めて人たりうるのだ。
逢魔が時。鳥居を出たら決して振り返ってはならない。たとえ千切れるほど強く後ろへ引かれようとも。
繋いだ手の先、気配が禍々しく膨らむ。恐怖で離した瞬間、
「お母さん」
小さな声と共に存在はかき消えた。 https://t.co/ExjsLBIllL

#呟怖
ラビリンスという豪華客船に招待され旅している。不思議な事に従業員の姿はない。が、広間には毎日見事な料理が並んだ。また中央の席には真紅の薔薇が生けてあるのだが...その花が一輪枯れる度、何故か乗客の数も減ってる気がするのだ...何故かって?だってほら、もう今日は私の姿しか見えない。 https://t.co/o91hZF27sq

#呟怖
大学にも慣れた頃バイトを始めた。帰りは終電ギリだ。駅へと急いでいると「そっちは行けないよ」地元民らしき男性に呼び止められた。

「この先は街灯も切れてて真っ暗。人死にも出たからね。ロープ張られてるよ」

え?ロープて何?見たこと無いけど。それにいつも通る時は灯籠の灯りが灯って。 https://t.co/9KgGodHxQp

#呟怖
激しい地響きと共に一切の照明が消えた。雨音だけが世界を支配する。闇を裂く雷光が、恐怖に歪む人々の顔を浮かび上がらせた。机に伏した男の肌に浮かぶ紫斑と微かな異臭が、死因が持病の発作に拠るものではない事を物語っていた......天が味方してくれているようだ。さぁパーティーを続けよう。 https://t.co/opCkPwWBx7

#呟怖
森の中を走っていた。濃い空気。遮る枝葉。木の根に躓いて何度も転んだ。ズズッ...ズズッ。背後で音がする。何かを引き摺っているような音。逃げなければ。
ズズッ...ズズッ。近付いてくる。逃げなければ。
ズズッズズズッ。暗闇なのに判る。頭から血を流し這ってくるソイツが。脚がもつれた。 https://t.co/f08wGGehWR

#呟怖

 私達は運命共同体だ。毎年この季節には必ず、四人はまるで儀式のように、この木の元に集まった。だが今年は何かが違っていた。根本の土が一部、真新しく柔らかい。私達は震える手で其処を掘り返してみた。が、何もない。何も見つからなかった。確かに此処にあれを埋めたはずなのに。 https://t.co/f08wGGehWR

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。