呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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棺の中の父が笑ったように見えた、次の瞬間だった。
口と鼻から黒い水が溢れて、あたりが磯臭さで包まれたかと思うと、右眼から、もぞりと毛むくじゃらの脚が二本のぞいた。悲鳴が上がり、腰が抜けて動けずにいる私の後ろで「もうお終いだ、海が来たんだ」と叔母が金切り声を上げた。
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