#呟怖 子供の頃の話だ。散歩中、愛犬が唸り声を上げた。朝靄の中、山麓の墓地へと続く畦道を、そろりそろりと下りる人影がある。白い着物と白い足袋。草履の鼻緒だけが、足元の彼岸花に似て艶やかに朱い。顔を見るな。直感的にそう思い一目散に逃げた。彼岸花を見るたび、あの鼻緒の朱をふと思い出す。
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