呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

急に絵が書きたくなって、腕が動くままに絵を書いてみたことがある
すらすらと鉛筆が動き、少女の絵が出来上がる
あまりにも好みの女の子が描けて喜んだ僕は、早速ツイッターに載せようと、消しゴムのカスを吹き飛ばした

その時、女の子がニヤリと笑った

僕は『息を吹き込んでしまった』らしい
#呟怖 https://twitter.com/tiNqvHwzIYSmwkM/status/1143358873299869697 

#呟怖
「雷様におへそを取られるぞ」
祖父は、そう言ってよく僕を脅かした
その言葉を信じた僕は、雷が鳴ると縮こまっておへそを隠した
数年後に祖父は亡くなった
雷に打たれてひとたまりもなかったらしい
お腹なんかまっ黒焦げだったそうだ

それ以来、雷が鳴ると祖父がおへそを取りに来る https://twitter.com/KuromutaHatsuro/status/1148532194513547264 

#呟怖 
町外れに2本の木があった。
誰がいたずらしたのかは知らないが、仲の良さそうな夫婦の姿が木に彫られていた。
しかし、そのうちの一本が落雷によって倒れ、切り倒された。

それ以来、彫られた妻は前よりも安らかな表情を示すようになった。 https://twitter.com/couchiyan/status/1136420621305372672 

#呟怖
最寄り駅の地下には、不思議な扉のバーがある。
マスターはいつも無口で、あまり自分のことを語りたがらないが、一度だけ奥さんの話をしたことがある。
なんでも茶髪に色白でべっぴんさんらしい。
いつもこの店に居るそうだが、私は奥さんの姿を見たことはない。 https://twitter.com/yosituguo/status/1015023309736439808 

桜の木の下には死体が埋まっている
行方不明になった父がよく言っていた冗談だ
父は大酒飲みで、いつも酒を飲んで笑っていた
母は父を嫌悪していたが、僕はそんな父が好きだった

「お父さん、今もどこかで元気にしてるかなぁ」

誰に聞かせるでもなく言うと、桜の花びらが盃の縁にそっと乗った
#呟怖 https://twitter.com/txF9xDLPCDsARyK/status/1121261519327514624 

#呟怖
森の中を歩いている最中、ふと見ると白いワンピースの女がいた
女は森の奥へ奥へと進んでいき、十分程歩いたところで急に消えた
消えた場所を探すと白いワンピースを着た首吊り死体があった

きっと誰かに見つけて欲しかったんだろう

僕はそう思いながら、隣の木に持ってきたロープを括り付けた https://twitter.com/iBuKi0346298/status/1147465678720389120 

「それじゃあママ行ってくるわね」バタン
私は息子を車に残し、店へと向かった

「ふぅ、かったかった」
少し後、両手に戦利品を持って車へ戻ると、息子は姿を消していた
私が必死に息子を探していると、さっきの店に息子と見知らぬ男が
「誘拐犯」
男はパチンコ屋の店員だった #呟怖

これは憎悪
世界を否定した人々の憎悪
間違ったあり方を続ける、人間に対しての憎悪
明け方のオフィス街に咆哮が響く
私を見る目は救いを求めていた
#呟怖 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1147134750571692032 

町外れの教会に、影の扉という都市伝説がある
条件が揃うと教会に扉の形の影が現れるという噂だ
それが今、目の前にあった

「開けごま!メルロン!」
「もうやめようぜ」
「まだまだ!」

一時間も影と格闘しているバカを置いて、帰ろうとしたときだった

「開いた」

扉の先を僕は知らない #呟怖

#呟怖
「うちのマンション幽霊出るんだよね」

「えっマジ」

「マジマジ、霊道?らしくって、夜中の二時から四時くらいまでガチャガチャなるの」

「寝れないじゃん。ヤバ!!」

「でも、最近気がついたことがあって」

「なになに?」

「霊道の向きで扇風機回すと、騒ぐ時間短縮されるんだよね」

#呟怖
「どういう事ですか?」
「あの本はね、読むとみんな死んじまうんだ
だから、お代は生命保険からいただくのさ
今のところお代が入ってこなかったことはないけど……あんたも一読どうだい?」

僕は全力で首を振ると慌てて店を飛び出した
人生がどうしようもなくなったときの為に、場所をメモして

#呟怖
山の中腹に『怪談屋』という看板を掲げた店がある
本が棚いっぱいに並び、それぞれに一読200円や300円と値札がついているが、その中でも一際目を引く本があった
店番をしている老婆の後ろにある、500万円と書かれた本だ
「すみません、あの本は……」
「ああ、あれね
生命保険払いでいいよ」(続)

夢を見ました
ゾンビになった弟と旅する夢を
弟は「なりかけ」で、たまに理性を失って噛み付いてきました
しかし、まだ人間なので、捨てようとすると寂しそうな声をして……
えっ、噛まれたときの痛み?
……って、夢だから痛いわけないじゃないですか

そう言った彼は、季節外れの長袖だった
#呟怖

#呟怖
409号室は、ただのマンションの一室じゃない。
夢に出てくるんだ。
夢に出てきて、辿り着くのが409号室。

なんで出てくるのかって?
知らないよ。

出てきてどうなるのかって?
知らないよ。

でも、409ってプレートだけが目に残るんだよなぁ。

えっ、経験したのかって?
忘れたよ。 https://twitter.com/hiziri239/status/1143126518761000960 

#呟怖

星を遠ざけて……近づけて……
何をそんなに怖がってるの?
こんなにも星がきれいじゃない!!
太陽だってほら、こんなにも近い!! https://twitter.com/ROHrW7dYRlEOOIH/status/1144979667562029057 

#狂人日誌
師匠、僕が高校生の頃見かけた、あなたの言葉をまだ覚えています。
「面白い作品を書くにはキチ×イになればいい」
あれから6年ほど経ちました。
僕はやっと、自分で納得できる面白い話を書けるようになりました。
#呟怖

ここは…

真っ白な部屋、ラジカセから声が響く

どこだと思う

お前は誰だ

さぁ誰でしょう
まぁ知る必要はないよ
どうせ出られないからね

どういうことだ

君は閉じ込められたんだ
一生そのまま

出る方法はないのか

物を大事にしなかった罰さ
じゃあね

部屋に残ったのは壊れたラジカセだけ #呟怖

タイトルは『ラジカセ1/2』
とりあえず文章に最低限のクオリティだけ持たせた廉価版みたいなやつ。
冥王に殴り込む為の一作
一番の問題は、タグがついてないからorgに登録されるかどうか
あとは祈るだけ

#呟怖

「ふとした所に別世界の扉が開いているらしいよ」
「例えば今みたいに?」
僕らの目の前には真っ赤に染まった道が、町があった
「かも……しれないね」
不気味な声が聞こえる
人の声より高くて、虫の声とは別な声
「なんだか暗くなってないか……?」
よく見れば太陽がどこにも見つからない……
#呟怖 https://twitter.com/asagingin21/status/1142962584364048386 

#呟怖 #返怖
「んで、お前はなんであんな性格悪いやつと付き合ってんだ?」

「体の相性がいいんだよ、僕ら。」

「冗談だろ?」

「証拠だってある。
ほら見て、筋肉が少しついてきてるだろ?
彼女だって最近痩せたって喜んでたよ。」

「なるほどなぁ……」https://twitter.com/suika_sheep/status/963615098169319424 

「夕暮れ時には魔物がいるんだ!」
「あら、ひろちゃん、よく知ってるわね。」
「魔物が出てきたら退治してあげるからね!」
「あらあら、頼もしいわぁ。」

ざぶぅん ざぶぅん どっぱぁん

二人の足跡が波にさらわれる。
海辺に響くのは子供を探す母親の悲鳴だけ。

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1138977511776198664 

「さて……」
部屋のドアが開かないことを確認し、椅子に腰掛けた
何日ほど経過しただろうか?
外は暗いままで、音も聞こえない、腹も減らない
僕は惰眠を貪り、やりたかったことを一通り終えて、また惰眠を貪った
暇に任せて画用紙で時計を作る
瞬間時計が周りだし、僕は静かに朽ち落ちた #呟怖 https://twitter.com/jhk89jw4/status/1005472112109211649 

#呟怖
「幽霊でも見たのかい?」
「残念、そんなに単純じゃないんだなぁ。」
「じゃあ当てに行こうか。」
「どうぞ」

「私の死体、だろ?」

「……。」
「いつも同じ話をするのはやめてくれ。
こっちは知ってて憑いてるんだ」

幼馴染の彼女は、昔かわいがっていた僕の妹を放す気はないらしい https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1141177059441434624 

「行き止まり」そう言われて何を思い浮かべるだろうか?
僕はここだった。
ここは人生の「行き止まり」
帰ることも死ぬこともできない。
いわば詰みだ。
罪を積み重ね、人生のシミのような罪を墨のように塗りたくった人間が来るらしい。
ここは終わりだけど終わりじゃない。
また、人が降る。
#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1141440583312891904 

「この階段を下るとさ」
同僚が急に口を開いた。
「この階段を下るとさ、また階段があるんだよ。
ぐるぐるぐるぐる廻って、結局また階段なんだ」
「それで?」
「いや、どうしたら階段降りなくて済むかわかったんだ……よっと」
手すりを越えた彼は、見えなくなった
僕は1人、階段を下りている
#呟怖 https://twitter.com/totokohagerou28/status/1142096038175494144 

#人形医 #呟怖
腕がもげた人形を持って、少女は町外れの屋敷に行った
白いお面が顔を出し、人形を取り上げる
「お嬢ちゃん、これからこの人形を大事にするかい?」
少女が頷くと、お面は奥へと引っ込み、少しして元通りになった人形を持ってきた

翌日、少女の人形を壊したたかし君は学校に来なかった

これが僕の #呟怖 のベストオブベストですね。
「子取り鳥」という名前をオチにして、逆算して韻を踏んでいく。
ラップ調で声に出すと楽しいと思います。

https://twitter.com/ROHrW7dYRlEOOIH/status/1140200460403351552?s=19 

チクチクチクチク針が踊る
彼は人形のお医者さん
あらあら大変おめめが足りない
足らずは隣の少女から
あらあら大変おててが足りない
足らずは隣の少女から

悲鳴にあわせて針が踊る
次の人形は誰かしら?
人形(これ)が朽ちたら決めましょう

チクチクチクチク
チクチクチクチク

#呟怖 https://twitter.com/txF9xDLPCDsARyK/status/1141518669798731777 

#呟怖
推しのVtuberが、僕の本を買いに来るらしい。

どんな人だろうか?
期待を膨らませながら物販の準備をしていると、僕のスマホに着信が。
準備を急いでたので、ごめんなさいと思いながらスマホの方を見ていると、スマホから手が伸びて本を一冊掴んだ。

スマホの上に、硬貨が6つ転がっていた。

水面に向かって手を伸ばす。
水面には手を伸ばす自分が映る。
もう少し……身を乗り出せば……
遂に水面に手がついて、水面の自分と触れ合った。

ばしゃん。

水面の自分と私が入れ替わる。

「おーい!!また橋から人が飛び降りたぞ!!」

ずっと遠くからそんな声が聞こえた
#呟怖 ? https://twitter.com/moon04cat/status/1141205682906996736 

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