無惨にも朽ち果てた肢体がそこに
あった。
私だったはずのナニカだ。
ひとを呪わばという事だ。
「ずいぶん冷静ですね」
思った以上に若々しい声。
ああ、どれほどの苦行を越えても
詰まるところはこれだ。
…連れて行ってくれ。
「わかりました」
目印に残した黒椿が咲く
私の墓標だ。
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