素性を知られたくないのはキミた
ちだけではない
店主はそういうと、妖しい文様を
染め抜いた顔布を私と娘に渡して
くれた。
興味深げにそわそわと周りを見回
す娘の手を引いて私は示された抜
け道を辿った。
「逃がしましたね?」
「無論」
青年は笑うとふわりと消えた。
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