悲鳴のような音に思わず振り返る
と奇妙な女がいた。
にやりと口元が歪んだ。
再びあの音
声じゃない 。
抉られるような痛みに倒れそうに
なった瞬間
ふわりと風が揺れ、その音も消え
た。
「最近はあんなのもいるんだな」
犬笛女、か。
紅の猫を肩に乗せて、そのひとは
つぶやいた。
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