#呟怖
残業中、気配を感じて頭を上げた。
確かに、背後の扉が開いたと思ったのだけれど、誰もいない。
つかれてるなぁ。
首を鳴らして腕を伸ばし、天井を仰ぐ。
天井に、老人の顔が、顔だけが、お面のように貼り付いていた。
老人の顔が、嗤う。
瞬間、悪寒と吐き気で事務所を飛び出した。
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