#呟怖
梅雨のある日、妻は暴漢に襲われ操を守れなかった。
私は許せず、妻を斬って棄てた。
以来、梅雨になると蛙が妻の声で鳴く。
「どうして」と。
蛙を斬るが、幾千幾万もの蛙が次から次へと現れ、私を責める。
「どうして」「どうして」と。
今年も梅雨がやってきた。
蛙が鳴き出した。
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