明け方帰ってきた犬は、朝露に濡れしっとりしていた。
薄く靄のかかった坂道を見上げるが祖父の姿はない。犬は当たり前のように自分の小屋に入り丸まった。
昨日の家族会議を思い出す。
「厄介なら消えてやる」
激しく激昂する祖父に息をする事も忘れた。
遺言書に従い犬の身分は保証された。#呟怖 https://t.co/XT2b78TutQ
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