冬は人の姿で過ごし夏は樹木となった。
ぽっかり空いた口から幹が生え天に向かい伸びていった。
秋には葉が朱色に染まり、やがて落ちる。幹は朽ち、人である事を思い出す。深く刻まれた皺はまさしく年輪だった。
「来年は戻れないかもな」父が言った。「それは悲しい事ではないのよ」母が言った。#呟怖
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