#呟怖
私は
覚醒した
通学路で横切る黒猫が
やっと鳴いたあの日
から
心のふき溜まりに
黒猫が這いずり回った
林檎が悲鳴をあげた
煮沸した毛細血管が
夜通し賛歌の音を奏でている
スプーンで白目だけを
取り出すのに私の忙しい
アイツは言った
『心が脆いのは今に始まった事ではない』
と。
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