#呟怖
あの時の事を思い出す
『先輩は死ぬのは怖い?』
定食の沢庵を唇で挟み
鈴木は喋りずらそうに言った。
『考えた事ないな』
『そう、ですか』
そう呟くと鈴木は
首筋に箸を刺し絶命した
あの時、どう答えれば
鈴木の心を救えたのだろう
一人分のお冷やの氷が
音を立てて崩れ落ちた
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