#呟怖 #呟怖bot可 #返怖 可
足元には百の花々
噎せ返るほどの香気に視界すら揺らめく
ここはどこだ
電車を待ってホームにいた筈だ
背中には掌の感触がはっきりと
掌の感触?
いや、思い違いだ
帰らなければ
妻と生後僅かの息子が待っている
地平線まで花しか見えない
それでも歩くしかなかった
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