彼は毎晩のように苦しんだ。何者かの足音が床を伝って頭に響くのだ。
足音は次第に大きく、速くなる。その激しさに恐怖し、身悶え、意識を失う。これがずっと続いていた。
止まってくれ止まってくれお願いだ止まってくれ
ある朝、彼の心臓が止まっていた。あれは本当に足音だったのだろうか
#呟怖
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