昔、近所の雑木林に「蝉屋敷」と、呼ばれる家があった。
二階建ての小さな家で、何故か夏の間だけ現れ、一日中蝉時雨に包まれる。
だから「蝉屋敷」
でもね、ある日、同級生がその蝉屋敷に石を投げたところ、家だと思っていたものは全部蝉の集合体で、屋敷は崩れるように消えてしまったよ。
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