呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
誕生日をむやみやたらに教えてはいけないよ、火消婆に知られたら大変だからね。ケーキにさした蝋燭の火、火消婆に先に消されたらイヤじゃない?

え、何、別に良いよって?
消されるのは火だけとは限らないけどね? https://t.co/hoAbXGVOUq

#呟怖
パパとママは、幼い私の前ではどちらもスマホのロック解除を隠さない。
クリスマスの日、ロックを外したスマホを渡して「写真撮ってー」とおねだりした。

わざと逆のスマホを渡して。

テーブルの上にはナイフやワイン。パパが殴ってママが刺す。血飛沫を浴びながら食べるチキンは最高だった。 https://t.co/lqgd3H5Ztb

#呟怖
「...シテ、...ロシテ」電気ケトルが口から泡をふきながら僕に訴えてくる。そうか、もうお湯を沸かすことに疲れたんだね。分かった、僕の手でコンロにかけてあげるよ https://t.co/s5fO5tV20Z

#呟怖 をください
可愛いラフを描こうとしてどんどんずれてった https://t.co/vaUEurxYEl

#呟怖
「この骨格標本は正確ではない。どの骨が不正確か全て答えよ」
      —第X回医師国家試験 https://t.co/azBNX1pK3S

#呟怖
夜、病棟を抜け出した。「幽蛾燈を見せたい」と、隣室の彼が言ったから。「幽蛾燈?」「そう」

燈に誘われてきた蛾を彼がつまんだ。「固有種なんだ。こいつを燃やすと霊を呼べる、だから」
はにかむように続ける。
「会いにきてよね」
知ってた、君が今朝亡くなったこと。会いにくるよ、必ず。 https://t.co/Vv6VnE9v5O

#呟怖 「・・・油圧・・イ・・右・・・回、・・ゲテ!・・」
回収された墜落機のボイスレコーダーを聞いていた。その場にいるような恐怖と緊張が襲いかかり、堪らず目を瞑る。

何故だろう、急降下する飛行機の窓の外に、犠牲者達の姿が見える。

中ではなく?
...墜落前、既に亡くなっていたのか? https://t.co/y4USPUsS5S

#呟怖
ふと、鏡を見たら母が映っていた。
自分だった。

#呟怖
登校したら、席がなかった。
くすくすと忍び笑いが聞こえる。
どうでもよくなって、窓から飛び降りた。悲鳴が段々と小さくなり、おや?と思ったら、飛び降りた先は広大な大地だった。ああ椅子だ、僕の椅子だろう。
腰掛けて空を眺めていたら、何でここにいるのかも、どうでもよくなった。 https://t.co/H8SUB2AYie

#呟怖 閉じ込められた「3」をじっと見ていたら、ぶるりと震えて「2」になった。よく見ると節や触手があって、何かの生き物であることに気がついた。さらにずっと眺めていたら、またぶるりと震えて今度は「1」に変化した。次はきっと「0」だろう。
何が起きるか知りたくて、その場にずっと佇んでいた。 https://t.co/IV0vaHlnEa

#呟怖
側溝の方を、なるべく見ないように歩いてた。不気味だったから。
なのに、ポケットから転がったコインが、側溝に転がり落ちてしまった。あーあ、と側溝を覗く。

中に、何かいる。
無数の瞳がこちらを見つめていた。

深淵が私の真下に存在している。 https://t.co/nyObAR3DLv

#呟怖 
洞窟探検をしていたら、足場が悪いところで落ちてしまった。叫んでも声は届かずスマホの電波も届かない。画面の光が心の支えだった。バッテリーが切れそうだ、念のためと持っていた蝋燭に火をつける。
ああ、そろそろ蝋燭も消える。
眠い。天使の姿が向こうに見えた。 https://t.co/HOfpl3E7h0

#呟怖
「この道を直進です
     直進です
     直進です」
カーナビが繰り返す。
ハンドルもブレーキもきかない。
加速する車、近づくガードレール。

恐怖で引き攣る自分の姿が、カーブミラー越しに一瞬見えた。 https://t.co/pq0AOYL6rP

#呟怖
黄金の鎧を纏い、槍を掲げた数億の死神たちが行進する。下界に魂を狩りに行くのだ。参加できない死神が2人、隊列に背を向けて不満そうに呟いていた。「いいな、選抜されたヤツらは」
「オレは小さすぎるし、お前は不細工だもん。戦死者のお迎えには向いてないさ」大戦の幕は上がったばかりだ。 https://t.co/ESOIAi60K6

#呟怖
「まて、あいつは驚きの白さだ。最近の骸骨だろうが、骨密度は高い」案の定、高い骨密度ゆえ弾ははじかれた。白兵戦を強いられるも、所詮は骨、関節を外してしまえば脅威ではない。
「よし、倒した」と振り返ると、仲間が俺に銃口を向けていた。「ご苦労だったな」1番恐ろしいのは人間、か。 https://t.co/LTyjugTwU9

#呟怖
♪ターラタッタッータッタッター・・・
懐かしいメロディが聞こえる、どこからだろう?

音の鳴る方へ向かおうと踵をかえした瞬間、耳元で「駄目!」と叫ばれた。母さん?

一拍遅れて、ズドン、と目の前の道が消えた。ぽっかりと深く深く崩れ落ち、飲み込まれた人々は影すら見えなかった。 https://t.co/ePBhzrpTIH

#呟怖
駆けつけた家は、死人のいる場所特有の臭いがした。

死体はどこだ。

辿り着いた寝室で、男が1人朽ち果てていた。猫が1匹、愛しそうに腐り落ちた肉を啜っている。こちらに気づくと金色の眼で威嚇した。よく見ると、猫の腕が艶かしい女の腕になっていた。食った部位から人間になっているのか。 https://t.co/OnRAiZqiPS

#呟怖
「この空き家、出るんだって」「父親が発狂して無理心中した家でしょ?」「そう、全員刺し殺したのに父親だけ助かっちゃって。殺された子達の泣き声がするんだって」
・・・あーん
「やだ、出た!」

走り去る、無責任な傍観者たち。
お父さんは冷静だったし、刺してない。首を絞めたんだよ。 https://t.co/1490CcAQ3o

#呟怖
ホームに、予定の時間よりもだいぶん早く入る。ようやく待っていた、上りの「のぞみ」が見えた。
1号車の到着ラインへ向かい、すでに並んでいた男の後ろに着く。

来た。
勢いよく「のぞみ」にジャンプする。

やった、捕まえた!
「のぞみ」に飛び込んだ、男の魂を。 https://t.co/4TxhGQMo2L

#呟怖
おじさん、人刺すの初めてでしょ。
だって、柄に布巻いてないもの。

それじゃあ刺したときに、自分の手に包丁の、そう、その角が当たって怪我しちゃう。
刺すのも下手そうだよね。やり方教えようか?こっちも一度で仕留めて欲しいしねえ。

震えてどうしたの?
僕を刺すんでしょ、頑張りなよ。 https://t.co/WgBPtV2exk

※ぶつぶつ注意
#呟怖
「好き、嫌い、好き・・・」いちごの種をほじりながら、1人種占いをする。
「・・・嫌い、好き。」
好きで終わった!
ふと気がつくと、穴だらけになったイチゴが残されていた。

背筋がゾワっとすると同時に、好きだったはずの男の子まで、嫌悪感でいっぱいになった。 https://t.co/Rx8k6xLdGN

#呟怖
「この辺、出るんだって」
「やだあ・・・って嘘、本当に誰かが足掴んだ!」

—走り去るカップル達。

人が通るたび、私は必死で足に縋る。お願い、私を見つけて。
殺されて埋められた私に、誰か気づいて。 https://t.co/1490CcAQ3o

#呟怖
「鹿だ!」
鹿?お前らには鹿に見えるのだな。
場違いな生き物の登場に、人々は「山に餌が無いのかしら」「通報って警察?市役所?」などと言う。阿呆どもめ、全員まとめて始末してやる。

そのとき、一人の老人がひれ伏した。
麒麟と見抜いた褒美に、お前だけは助けてやろう。 https://t.co/lea7smqFvm

#呟怖
「60分後、36.0℃っと」方眼用紙に点を打つ。
縦軸に温度、横軸に時間を書いて、グラフを作る。
まじめでしょう、僕。ママは勉強しろってよく言ってたもんね。ママが生きていたら、「あら!えらいわね」って頭を撫でてくれただろうか。

さてもうすぐ75分後だ、殺したママの体温を測らないと。 https://t.co/DBZpviADTq

#呟怖 まだ生きていたの?そこの人間、お前だよ。相変わらず尻尾もなくて不格好だねえ。服を着なきゃならないとか、食べないくせに殺しあうとか、効率悪いにもほどがあるしね?そのうえ疫病くらいで激減しちゃって、あっという間にレッドリスト入り。ネズミ以下だよ人間は。 https://t.co/5dxid6pTRk

#呟怖
 昼間、池で釣具が引っかかっていた白鳥がいたので助けた。その夜、髪の赤い女が俺を訪ねてきた。
「白鳥さんの後輩です。鶴といいます。」
ガリガリに痩せ、目が完全にやばい。「なんで助けたの!?白鳥なんか死ねばよかったのに!」
刺されて崩れ落ちる視界の端に、鶴が羽ばたいた。 https://t.co/x5ow2jfIw6

#呟怖
「らいむさん、享年40歳老衰おめでとうございますー!」歓声と共に鮮やかな風船が放たれる。当のらいむさんは、皆に囲まれて広場で火葬されている。

20XX年、パンデミックと戦禍の後、 生き延びた人間の平均寿命は30歳。皆の夢は穏やかな老衰死。久しぶりに老衰死者に、皆の顔が明るかった。 https://t.co/zEKHnh4Cdl

#呟怖 年末の雰囲気に疲れいつもより早く就寝した。深夜、リリリンと音がする。何、と見ると暗闇にぽっかりと3つ受話器が浮かんでいた。恐る恐る取る。「元気?」「頑張ったな。」「もう少しよ」死んだ両親と姉だった。

「302の患者さん亡くなったんだって?」「とても穏やかな笑顔だったそうよ」 https://t.co/88o41ZgtFX

#呟怖 先月亡くなった妻が夢の中で会いにきてくれて心温まった佐藤くん。夢の中だけじゃ物足りなくって、「乗り移ってくれないか?」とドールに憑いてもらってる。ついに一緒に外出するようになって、奥さんの方も要領を得て動けるようになっちゃってさ。どっちも恐ろしくって話しかける気にならない。 https://t.co/m5ekeqNvYK

#呟怖
美しいイルミネーション。無数の光に照らされて、無数の影を映しだす。
「やめて!もうやめて!」
前方から人々が次々とうずくまっていく。無数の影が、己の罪と恥を突きつける。到底正気でいられない。

人々と同じく、耐えかねて座り込む私の横で、ニコニコと微笑む彼が一番恐ろしかった。 https://t.co/kjaE7rdmf3

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。