呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖(#返怖 可)

「さっき話していたオッサン誰?」

「親戚〜!」

「へー、何処住んでる人?」

「廃病院〜!」

という声が背後から聞こえ
振り返って詳しく聞きたい
という衝動と戦う朝の通勤

#呟怖(#返怖 可)

山に友達と登っていて
見晴らしの良い崖で
休憩がてら景色を
眺めていたけど
友達の1人が

「うん、わかった〜」

と言いながら
崖端に向かい
歩き出し皆で
抱き止め静止

「あれ?」

名前を呼ばれ
おいでと言われ
何の疑いもせずに
前に進んでたと言う
魔物ってマジ居るんだ

#呟怖(#返怖 可)

場所が悪かったというか
被写体が悪かったというか

友達が怪異を体験する現場

何かの土台にポールなどを
差し込む口が三箇所あって
妙に可愛い顔に見えるのだ

恐ろしい声で
誘われるのに

写真を見せても
現場を見せても
フッって笑われ
途方に暮れると https://t.co/su2m5BnpoD

#呟怖(#返怖 可)

上司の家に呼ばれて
額縁にかかった絵に
魅了されてしまった

独特の歪みがあり
幾つも壁に掛けて
不思議な味わいを
空間に伝えてくる

「息子が描いたんだ」

見惚れていると
声をかけられた

「会えませんか?」
「今は居ないから」

異彩の歪みは
脳の腫瘍だった
気付いていればと

#呟怖(#返怖 可)

賃貸の利用者から
感謝の手紙が届く

お話のとおりだった
本当に寂しくない部屋
今までに無く安心してる
時おり来客が何人来てるか
分からなくなるが凄く楽しい

と・・・

良かった、怖がって無いみたい
本当に出るんだ、あの事故物件

#呟怖(#返怖 可)

ここ掘れ
ワンワン

とポチが鳴くので

婆さんの隣に
仕方なく
ポチを埋めた

#呟怖(#返怖 可)

「痣(あざ)」



「痔(じ)」

は似ているので
気をつけないと
恥をかく事態に

「見てみて〜ほらココ!心霊現象とかあったり、そんなとこ行ったら、こんな感じで太ももに痔が出るの〜!だからここヤバイよ、早く逃げようよ」

なんて友達が言った時
怖さが台無しだったし

#呟怖(#返怖 可)

よく通るネギ 畑に
ねぎ坊主が出来てた
マジで人の頭に見えて
面白いなと思っていたら
しばらくしてそこから死体
新聞記事を読んで腑に落ちた

#呟怖(#返怖 可)

祖母は祖父を
葬儀に
出さなかった

祖父の財産を使い
大金をかけて遺体を
プラスティネーション
四肢を少し丸める感じで
祖父をベッドに横たえ置く

この背中が無いと眠れないの
少し冷たいけど仕方ないの

そう言って祖父と一緒に
以前からのスタイルで
ずっと寝ているのだ

死体と

#呟怖(#返怖 可)

仕事中の幻覚の話になった

寝不足でPCモニターから
色々見たり聞こえたり

過酷な訓練で嫁を見た

そう語る軍人で知人

訓練中に見た幻覚が
後日、現実に現れて
プロポーズ、結婚し
幸せな写真を見せた

予知夢?

だがツーショットの
写真の中に奴が一人の
モノが何枚か混ざってる

#呟怖(#返怖 可)

「僕は意気地なしだ」
「私はダメな女」

ここで実行したら
もう愉しみが
終わってしまう

愛しさ故の
最高の愉悦

その喪失に
耐えられぬ

そう思って
何も出来なかった

「君を食べたかった」
「貴方を切り刻みたかった」

明日でいいやと
ずっと思い続けて

-君の亡き骸の前にて-

#呟怖(#返怖 可)

姉が事故で死んだ

遺品の整理をして
前から気になって
見たいと思ってた
姉の書いた詩集を
鍵を探して開いた

クソ痛いポエムだから

そう言って頑なに
閲覧させなかった
その鍵付きポエム

数ページ読んで
犯行日誌だコレ
と気付いてから

地元の新聞と
照らし合わせ
戦慄している

#呟怖(#返怖 可)

「お?んんん?」

僕の部屋で遊んでた友達が
帰ろうとコートを着るのに
上手くいかず苦戦している

「あ〜気に入られたんだわ」

「何?」

この物件、事故物件だけど
何故か服がまとわりつき
吊ってる洋服が手招き
みたいな動きをする
とか割とあるんだ

その説明以降
友達は来ない

#呟怖(#返怖 可)

最悪の夢を見たと
朝から同僚が語る

嫌いな奴が出てきたんス
僕はそいつを待ち構えて
大きな木槌のハンマーで
そいつの頭を一撃で倒し
痛がる奴に次々連打して
動かなくなっても続けて
潰して潰して目が覚めて
自分ってこんなだっけと

自らの暴力性に驚いた
でもまだ潰したかったと

#呟怖(#返怖 可)

連発式の小さな打ち上げ花火
夏になると店頭に並ぶ一つ
それを見てた時に友達が
こんな感じだったよと
言ったので話を聞く
僕があの世に嵌り
霊界に関しての
書物を集めて
読み漁って
いた時に
こんな
風だ


「毎日の様に君に霊が憑いてさ」

霊界にポンポンと
上がっていたらしい

#呟怖(#返怖 可)

「今年も貰えた♡」

祖父は郵便受けから
祖母の名で贈られた
チョコレートを喜ぶ

そして仏壇の祖母に
「ありがとう」
と言って食べ3月に
クッキーを携え墓に

そして娘の私を見て
ぺこって頭を下げて
にっこり微笑むのだ

いや知らない
私じゃないと
言えないまま

ずっと・・・

#呟怖(#返怖 可)

弟はバレンタインデーが
来たら憂鬱な顔をする

「血の匂いがするのがある」

手作りチョコにて
一つや二つじゃあ
無いらしい・・・

しかもお返ししないと

弟には2ヶ月にわたる
恐怖のイベントらしい

#呟怖(#返怖 可)

せっかく出来てる神経系統と
運動機能の連携があるのに
なんだかもったいないと
言うのが祖父の考えで
あったと思っている

でも、結局は
生きてる人を
雇うのが一番
楽だったよと

笑っていた祖父
今はもう居ない

地下室にある
電極の付いた
沢山の実験体

祖母も居た

どうしよう

#呟怖(#返怖 可)

「ん〜ちょっと物足りないな」

(塩を足そうか)

「お?イケる」

(コイツは雑にカットして鰹だしが合うぞ)

「本当だ、美味い」

(コーヒーはどうだ?カフェインレスだが)

「いいね、喉渇いてたし」

ふと気付く

これ絶対に台所に
何か居着いている

と・・・

#呟怖(#返怖 可)

「社員寮の冷蔵庫からトマトジュースを取り出して、ぐびぐび飲んでいた時に悲鳴が聞こえて見に行ったら、同僚が幽霊出たとか言って抱きついて来て、口に含んでいたトマトジュースを吹き出してえらい事になった話する?」

「いや、しなくていい」

#呟怖(#返怖 可)

強烈な前世体験を
持っている友人
戒律に違反し
投石刑にて
死亡した
記憶を
持つ

痛いのは数発で
後は同じ感覚が
続いて麻痺して
頭の数発で暗転

「真剣に思い出すとね」

いや、言わなくても
みるみる腕や足に
青あざが浮かぶ

記憶に肉体が反応?
思い込みに反応?

どっちだ?

#呟怖(#返怖 可)

「え?カタルシスって死を招く呪文とか呪いの言葉じゃないの?」

「元は古代ギリシャ語の『浄化』で物語に触れて心の澱(よど)みが流され、スッキリする作用の事だよ」

「じゃ、アレってカタルシスじゃなかったんだ」

「アレって何?」

「スッキリしたけど」

「アレって何?」

#呟怖(#返怖 可)

一人暮らしをしている
そんな俺の机の上に
置き手紙があった

さようなら
探さないで

誰?

侵入路は無いか
屋根裏も床下も
探すも痕跡無し

数日後
また
置き手紙

さようなら
探さないで

再度探すが
痕跡は無い

出入り口と窓に
盛り塩を仕掛け
謎の置き手紙は
それ以降見ない

#呟怖(#返怖 可)

家から駅までの道のりに

(私を見て)

と語りかける幽霊が出る

(見て欲しい見て欲しい)

何の執念か知らないが
語りがしつこく足早に
その場を通り過ぎ行く

「見て見てと言う幽霊って怖く無いんだよ」

怒鳴っている女の人を見た

今、霊は静かに佇み

出る通りで有名になった

#呟怖(#返怖 可)

祖父の祖父の話を聞く

祖父の祖母と一緒に
仲睦まじく暮らし
子供にも恵まれ
幸せだった頃

祖母の行方が
分からなくなり
祖父の畑の中から
出てきたのだと
犯人は分からず
祖父は無念がり
亡くなったのだと
夜這い浮気など
よくあるから

その後、村に
流行り病が有り
沢山死んだと

#呟怖(#返怖 可)

どういう訳か父は
死装束が好きで
専用の箪笥も
持っていた

「幽霊の頭にある三角の〜」
間髪入れず
「天冠(てんかん)か?」
と答えて来る父

その父の遺品を整理して
あった筈の死装束が
無くなってると
気が付いた

十着余りが消えてる

嫌な予感が続いてる

#呟怖(#返怖 可)

夜中に皆で廃墟に行く
噂どおりの圧迫感に
何か居るなと悟る
奥の部屋の扉を
開けて入った
生温かい風
ふわっと
全員を
撫で


「うわ、生ぬるい!」

誰か
言った
途端に音
強烈な寒気
そして笑い声

皆パニックに

生温かいの
言い間違いに
気を遣わなくて
ええんやでホンマ

#呟怖(#返怖 可)

「いや、多幸感ってそんなつもりで言ったんじゃ無いから、タコと関係無いから、いや違うから、ね、だからもう母星に帰ってと伝えてください」

#呟怖(#返怖 可)

休日の朝

皆でのんびり朝食
ちょっとした団欒

その際に父が

「お隣、いつ引っ越したんだ?」

などと言い出して
ボケたか?となる

隣は何年も前から
空き家になってる

だが、父は会社から
遅く帰宅してた時に
いつも電気がついて
話し声がしていたと

確認した

やはり空き家だ

#呟怖(#返怖 可)

友達は飼い猫に敬語を使う

「こら、そんな事をしちゃダメです」

叱る時も妙な敬語になる

「野良猫と思うんだけどね」

夢の中で白の袴姿で
女の子が現れて彼に

「勉強に来ました、お世話になります」

と言った日の夕方に
玄関に居ついてたと

よくテレビを見る
勝手につけてると

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