呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

友人が夜中に散歩に出たまま行方が分からなくなってから15日。
彼のSNSは徘徊の様子を実況する投稿を最後に止まっている。

「今日は月明かりで昼みたいに明るいわ。」

ベランダから満月を眺めて思う。
彼はどこに散歩に行ってしまったのだろう。
#呟怖

中学の頃から素に戻ると頭の中で唱えていた「自分なんか生まれなければよかったのに」がいつの間にか「自分なんか死んでしまえ」に変わっていたことに気付いた。
#呟怖

彼らは尊い犠牲でした。
何度感謝してもし足りません。
彼ら9人の命と引き換えに数兆の細菌達と数百の蝿達が誕生したのですから!
失われた9つの命と生まれた数兆の命、どちらの価値が大きいかなど考える必要もないでしょう?

連続殺人及び死体遺棄事件の被疑者はそう供述した。
#呟怖

見れば一週間以内にコピーして誰かに見せなければ死ぬという『呪いのBlu-ray』を見てしまった。

結論から言うと強力なコピーガードが施されていた為呪いを解くことはできず、ディスクが誰かの手に渡ることもないので俺は呪いと心中することになった。
#呟怖

「でもまぁ本当に怖いのはやっぱり人間だよな。」
「はぁ?人間がやることなんてたかが知れとるだろ。幽霊のが怖いわ!」

と、怪談中に喧嘩になってしまった彼らだが数分後に発生した地震で倒壊した家屋に押し潰されて二人とも死んでしまうことはまだ知る由もない。

#呟怖

家鳴り、小豆はかり、火取魔…
騒がしくて楽しかった彼らはポルターガイストという見知らぬ他人になってしまった。
人魚、平家蟹、お菊虫…
生物のような彼らはモノノケでなくケモノになった。
もう名前も忘れた誰か…
最初から居なかったことになった。

次は私達…
私達は付喪神じゃ…な…

#呟怖

視界の端で緑の光が点く。
信号が青になったと察しスマホから顔を上げずに一歩踏み出す…
瞬間、轟音とともに数cm前をトレーラーが走り抜けていった。
驚いて顔を上げると信号は赤。

その信号の隣に緑色に光る男の顔が並んでいた。
暫くして不自然に身長の高いその男は歩いてその場を去った。

#呟怖

いつもの駅でいつも逢うセーラー服のお下げ髪。

もう十年も毎朝変わらぬ姿でそこにいる彼女に明日など無いのだろう。
だが明日もきっと彼女はそこにいる。
#呟怖

これまでありとあらゆる珍味・奇食・ゲテモノを食べてきたがついに妖怪食を提供するという店を見つけた。
とりあえずお品書きから目についた『百々目鬼のスープ』『叢原火の唐揚げ』『人面疽のステーキ』を注文した。

正直拍子抜けした。
全て以前食べた猿料理と同じ味だったからだ。
#呟怖 #意味怖

山頂に着きその達成感と爽快感から
「ヤッホー!!」
と腹の底から叫んだ。
_ヤッホー…ヤッホー…ヤッホー…
反響する山彦はだんだんと小さくなりそのまま消える…筈だった。

_ヤッホー!ヤッホー!!
声はだんだん大きくなり
最後に

_やあぁっほぉぉ!!
と耳元で大きく聞こえて消えた。
#呟怖

僕の部屋の窓からはゴジラが見える。
その名前は父のビデオで知った。
僕のゴジラはいつもただこちらをじっと見ていた。
ある日突然ゴジラの背ビレが光り火を吹こうとした。初めて恐くなった僕は逃げ出そうと玄関の扉を開けた。
_それが初めての外の世界だった。

外に出てからゴジラは見てない。#呟怖

「やあ。」
久しぶりに来店した彼は以前よりも肌が白かった。
出されたカレーを口に運ぶ度に熱さに悶える彼は以前よりも猫舌になっていた。
曰く「ずっと冷たい所にいたから」

「美味かった。」
会計が済むとボトボトと湿った音を立てて彼は溶けた。

3日後近くの沼で彼の遺体が見つかった。
#呟怖

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#呟怖

目の前に浮かぶ箱
草野球から帰った俺の頭には赤い帽子。
あーこれはアレですわ。
某アクションゲームを思い浮かべてちょっとテンションが上がる。
中身はキノコか、それともコインか?
好奇心で下からアッパーの要領で叩き上げた。

直後箱からあふれでた大量の古銭に俺の身体は押し潰された。
#呟怖 https://twitter.com/TeDdYxMah/status/1038328180933718017 

観たい番組に間に合うように住宅街を走る。
四つ辻を曲がろうとしたとき
「あ痛!」

ぶつかった誰かに謝ろうと前を見るが誰もいない。
しかし、歩き出すと何かがある。
困惑して後ずさる
何かが踵に当たる。
驚いて振り返ろうとする
肩がつかえる。
「どうなって」

ミシャ

血の壁ができた。
#呟怖

昼休みの教室で怪談をやった。
俺の話の怖さにみんなは静まりかえっている。
そんな中一人が沈黙を破った。
「でもやっぱり一番怖いのは生きた人間だよな。」
そう言ってヘラヘラと笑うそいつにイラついた俺は鉛筆で奴の頸動脈を突き刺した。

人間なんて簡単に殺せるから怖くないだろ?
違う?
#呟怖

引き出しを開けるとセロハンテープがあった。
そのテープには誰がどうやったのか真ん中ぐらいの層に拙い字で文が書いていた。

"くゎしまが死んだ 迎えにこい"

そう読めた。
『くわしま』という名前に心当たりはない。
#呟怖 http://pic.twitter.com/AVu1EWb6ui

_あめあめふれふれ母さんが
母さんと二人、傘を差しての帰り道。
__あらあらあの子はずぶ濡れだ
柳の下で僕と同じぐらいの歳の子がずぶ濡れで泣いている。
僕はその子に話しかけた。
__きみきみこの傘差したまえ…

次の瞬間目の前に僕がいた。

その僕は何食わぬ顔で母さんと僕の家へ帰った。
#呟怖

水面に釣り針に掛かった缶詰めが映る。
_誰だよ海にこんなの捨てた奴…。
呆れつつ引き上げようとすると異様に重い。よく見ると缶に何かぶら下がっている。

_マジかよ…。
それは頭が缶詰めの魚だった。

不気味ながらも気になるその中身。
シーチキンと予想して開ける。

キャビアだった。
#呟怖

歯科医院から出た私は溜息をついた。
_ここももう使えないな…。
先月と今日で合わせて八本親知らずを抜いている。その尋常でない本数に担当医も気味悪がっていた。

ここ数年、1ヶ月に数本のペースで親知らずが生える。
原因不明。
私はこの地味だが明確な異常に怯えながら生きている。
#呟怖

私の彼氏は医者をやっている。
腕が良いらしくおかげでお金には不自由なくやっていけるのだが寝室の電気を消さないという困った癖がある。
ある日そのことについて口論になり怒った私は無理矢理電気を消してやった。

「ああ消える!」

と彼が叫び
次に電気をつけた時彼は既に絶命していた。
#呟怖

近所のコインランドリーで稀に現れるその女はいつも悲しそうに泣きながら「万死…万死…」と呟き、回転する洗濯機を見つめている。
そしてその女が現れた数日後、確実にその近所の誰かが死ぬ。
その死体は全部洗濯したばかりのようにまっさらで良い香りのする服を着ていたという噂だ。
#呟怖

ある町では木曜日だけ犯罪が異常に多発するのだという。その地域の警察でも木曜日のみ見回りの数を増やすほどだ。
しかし、調査すると実際には木曜日以外の曜日の犯罪件数が異常に少ないことが分かった。
なぜ木曜日だけなのか。
助手は「まるで病院の休診日みたいですね。」と呟いた。
#呟怖

『叶えて白雪姫』という曲が聞こえきたら『白雪姫様』に取り憑かれてしまう。
『白雪姫様』はデビュー直前に死んだアイドルがその強い無念から怪異と化したものだ。
災いを回避するには彼女と一緒に歌ってあげれば良い。数十枚しかないCDに入っているその曲の歌詞を知っているならの話だが…。
#呟怖

呪いのチェーンメールってあれ今はLINEで送られてくるのね。
この間一週間以内に10人に送れって来てさ、俺友達いないから10人も登録してなくてさ。どうしようもないからダメ元で10通全部公式アカウントに送ったのよ。
一週間後そのアカウント運営してる会社全部倒産しちゃったんだよね。
#呟怖

食べようと焼いたホタテの中で小さな人の形をしたものが死んでいた。
もしかしてこの貝はヴィーナスの幼体だったのか?
#呟怖

何気なく空を眺めていると隊列を組んでタイヤが飛んでいた。
http://ow.ly/5KmB30kDWLG  #一行怪談創作部
#呟怖

あ!
ローソンを出てから気がついた。
さっきレジで注文するときに「ファミチキください」と言ってしまったことに…。
いつも家のとなりのファミマに行ってるからつい癖で…。恥ずかしがりつつ袋を覗くとそこにはファミチキの包装紙。

え?

勘違いかと振り返るもそこはやはりローソンだった。
#呟怖

最近スマホのキーボードの反応が悪いのは故障ではなく自分がアンドロイドにすり替わっていたからだと分かってしまった。
http://ow.ly/5KmB30kDWLG  #一行怪談創作部
#呟怖

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