呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
有名な裏メニューは「スマイル」だが。
そのメニューにはつくられた経緯がある。
それはいつも夜中に来店するという、とある女性客の接客業務から始まったらしい。
それから今も続いている。
彼女の対応を間違えてはいけない。
間違えなければ、安全だ。
女性は、言う。
「私、キレイ?」 https://t.co/PCPi2bHJjQ

#呟怖
夜中、気配ないのに玄関から開ける音がする。

#呟怖
カーテンレールに掛かっているシャツが、揺れる。

私は住んでる部屋に満足してる。
家賃は安いし、孤独感はない。
変な人はこないし、食費も減った。
睡眠時間も少なくていい。

鍵もかけず外出する。
自分の部屋を見ながら思う。
欠点があるとするのなら。
窓辺にいつも胴体が揺れているとこ。 https://t.co/6O9Xw0Zazz

#呟怖
僕が起きると彼女はいなかった。
声が聞こえた。
『怪異を100個滅ぼせ。さすれば彼女は現れる』
僕は滅ぼした。怪異を。滅ぼした怪異は99。
声が聞こえ
『よく100の怪異を滅ぼした。望みを叶えよう』

私が起きると彼はいなかった。
声が聞こえた。
『怪異を100産み出せ。さすれば彼は現れる』

#呟怖
「復讐の神にはかないません」
そう呟き歩く。
晴れた日にレインコートを着て歩く。
玉川上水に放流されている錦鯉を見る。多磨霊園のベンチに書かれた暖かい言葉を見る。全て自殺防止の策。
でも僕には逆効果。
すごく落ち着く。
空虚が埋まる。
僕が恐れるのは日常だけだ。 https://t.co/AOoiurx5Ri

#呟怖
先輩に彼女ができた。
「イカスミパスタつくるのが好きで、俺が食べたいほど愛してる彼女なんだぜえ!」
と自慢してきた。
死ぬ、と思っていたら、数日後亡くなった。
死因は窒息死。
胃の中に粉々に噛み砕いた日本人形があったらしい。

#呟怖
探しものをすると下方向に視野が狭くなるらしい。
おばけに足はない。
もし視野が狭くならなく、上ばかり見てたら、それは人間のままだったのか。

父。母。姉。弟。猫。
みんな、いる。
私の教室で団らん。
サザエさんを食べながら夕食。
兄は言った犬の姿で。
「帰りたいよ。返してよ」
私は一人暮らしのアパートで幸せ。
そして。

#呟怖

#呟怖
廃工場に放置された電話ボックス。
興味深く入ってみた。
受話器をとる。
当然何も聞こえない。電話の本体を見る。
緑の本体に銀色と藍色の補強。差し色の赤ボタン。緊急時ボタン。
押す。と受話器から声。
「もしもし。大丈夫ですか?現在の状況、場所は?廃工場の電話ボックス。中は血だらけ」 https://t.co/VcPzLomFX9

#呟怖
『このメールを見たら10人に転送メールしないと一週間以内に呪われます』
チェーンメールの文面。
これが一時期横行してた。
僕はよく文面を改変して送ってた。
内容はこんな感じだ。
『このメールを見たら10人から同じようなメールを集めて下さい。そうすれば一週間以内に嫌いな人を呪えます』

#呟怖
息しても。
ひとり。
飯食べても。
ひとり。
道歩いても。
ひとり。
鏡の前でも。
ひとり。
霊能力者の前でも。
ひとり。
超能力者の前でも。
ひとり。
ひとり。
ねえ、なんで見えないの? https://t.co/FJkiNqdADe

「一週間の間に忘れないと私が君を連れて行くよ」

君が優しく微笑むから。

首を吊るの一週間伸ばしたよ。

#呟怖

#呟怖
この順路は三途の川行きの順路だよ。
生きるには逆目を行くしかないね。
まあ、信じるかは君次第。 https://t.co/1mIAKcERfQ

#呟怖
#呟怖三題囃
休み明け職場に行くと誰もいない。
始まりの定時を過ぎても誰もいない。
休みの間にいなくなったようだ。
しょうがない。
補充するしかないね。
今のシーズンは森がトレンドかな? https://t.co/3sQ9wxlLUi

#呟怖
#呟怖三題囃
誕生日パーティーにはみんな集まってくれた。
みんなは私に似てとっても無口で、喋ったと思ったら返答も遅い。
少しイライラするけど我慢。
ちゃんと来てくれたから。
みんなで証拠の集合写真を撮ろう。
撮らないと、あいつがまたいじめるから。
でも百円玉から指が離れないよ。 https://t.co/ggXseIXZae

#呟怖
#呟怖三題囃
インターチェンジ近くの夢のあと。
潰れた古いラブホテル。
深夜。ラブホテル内部に入り、中からレアなものを取り比較という陳腐なギャンブル。
中はマットレス、使い捨てくし、スリッパ、電話帳などなどありきたりのものばかり。
とメモ帳がある。見ると錯乱した文字で参加者全員の https://t.co/uE6vNyVRgq

#呟怖
寝る前の妄想でいつも女を犯す。
ほぼ毎日、そして寝る。快適に。

深夜。時間はわからない。猫の発情か、喧嘩か、もしくは両方か。猫の鳴き声が聞こえる。

だんだん鳴き声が近づいてくるような気がする。
意識だけうっすら覚醒し、体は動かない。

僕の頬を誰かが撫で囁く。
「貴方の子よ」

#呟怖
#呟怖三題囃
スマホの灯りしか光源がない暗闇。その中で焼き肉を食べる。冷蔵庫の中がダメになる前に。
僕は知ってる。停電がもたらした闇の帳という調味料。これは食べ物の味も隠す。美味しさも不味さも。一定になる。感情も真実も。瞬間。雷がなり煌めく。テーブルにのせた彼女の目が。笑う。 https://t.co/0333Dz9Tx2

#呟怖
底は広く、上は狭い。
僕は落ちていく途中。 https://t.co/U0C8QnoTld

#呟怖
人混みの流れに逆らって歩く。早く速く。群れから離れる。花火が上がってる間に。耳元で囁かれる声を振り切るように。「昨日」「雨の中」「どこに」「森の中」「たすけて」「たすけて」「無視して」「埋める」老若男女に当てはまらない声が響く。群れから抜け出し出会う。地中にいるあの子と。 https://t.co/fmgKA5ifJX

#呟怖
遠くに男がいる。
起きて、またすぐ眠る。
男がだんだん近く見える。手にはナイフ。
起きて、すぐ眠る。
男はベッドの上で苦しそうだ。なにか悪い夢でも見てるのかな。ナイフなんて持ってるからだ。奪おう。
これで良い夢が見れるはず。
男の顔は安らかだ。
眠る男はもう起きない。 https://t.co/nbT6z5JCS3

#呟怖
今は世界は光に溢れている。
闇をインスタントに切抜き消費し廃棄する。
ここは闇の終の棲家。
そしてそれも終わる。
今、ここで。
消費が、始まっている。 https://t.co/7Y0AxBwUFg

#呟怖
知ってるか?
窓貼ってある新聞の日付来年の今日だぜ。 https://t.co/r2S4KKhbM8

#呟怖
#呟怖三題囃
今日も約束を守る為、朝起きると動かない父を庭の井戸の底に捨てる。
父がつくった朝食を食べて登校する。帰宅すると、夕食兼朝食をつくり、それを食べて寝る。母が亡くなってからの約束。
起きると身体が動かない。朝、息子が迎えにきた。そして井戸の底で呟く。「また明日」 https://t.co/8GAt88Ngf3

#呟怖
男と僕の間に火のついてないろうそくがある。
男は語る。
「このろうそくに火をつければ、君の妻の寿命は延長される。火を灯すマッチ一本につき一年だ。どうする?」
僕は同意する。僕の寿命なんて些事だ。
80本近くマッチを擦ってやっと火がついた。
疑問が浮ぶ。これは僕の寿命なんだろうか? https://t.co/fgukIyzkyf

#呟怖
明日会社に行きたくない。
だから深夜、壁から生えてくる指を毟る。毟らないと寝てる時首絞めてくるから。それを金魚鉢に入れて、アラームセット消灯。早朝。アラームが鳴る前に起床。カーテンを開け、金魚鉢を掲げる。揺らめくピンクの影が蒸発溶ける。綺麗。それを見て、仕事頑張ろうと思う。 https://t.co/X26rftX28d

#呟怖
世界を正常に戻すには大量の赤が必要だ。
世界はいつも“行け”と囁く。 https://t.co/tnl5RlM845

#呟怖
家族に黙って実家に帰ったら空き家だった。
現実を受け入れられず、そのまま地元のビジネスホテルに泊まった。
夜に家族から電話があった。
「もしもし。あんた元気?」
「……元気だよ。そっちは?」
「見ればわかるでしょ」 https://t.co/Cl2MvwF6sF

#呟怖
#呟怖三題囃
時間が走り、僕が縮む。
グニャとなり、ガガガと止まる。自意識と時間を止める為、コインを舐める。やっぱ銅味が至高。思考はグリーン。ブラッドはブルー。Tシャツが錆止め肌色の配管担いで踊ってる。そんな細いのじゃ緩すぎる。でかいのをおくれ。細い幽霊を抱くのはもう飽きた。 https://t.co/Axx8PpCnW9

#呟怖
地元の古いしきたり。
珍しいしきたり。
小学6年の時に地元の寺の境内を連れて行かれる。そこで7人組になって、頭に綿の紐を結び、繋がり連れて歩く。
歩いた日の夜は、誰もが同じ夢を見る。
何かを食べる子供の夢。
地元の小学生は夢見なくなる。地元から出ていくような夢は絶対にみない。 https://t.co/YstV1TmXd0

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