呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
僕はこのツイートに「視覚感染する呪い」をかけました。
これを見た貴方は呪われます。
どういった呪いかは教えませんよ。怖さが薄れるじゃないですか。
そうそう、以降はあまり他の人に会わない方がいいですよ。
この「視覚感染する呪い」は既に貴方自身にも感染しているんですからね。

#呟怖
「お兄さん、私と遊ばない?」裏通りの暗がりで女に声を掛けられた。
少々やつれた風ではあるが俺好みの美人だ。
早速近くの安宿で一戦交えた。
「聞いてなかったな、いくらだい?」
「お代は結構よ。私、男を知らないままあの世へ行くのが嫌だっただけ。」
シーツに溶け込むように女は消えた。

#呟怖
元日、初詣から戻ると家の前に紙切れが落ちていた。

ち-0125
は-0301
あ-0310
お-04××・・・掠れて読めない

何だこれ? 車のナンバーか?

1月25日、父が仕事中機械に挟まれ死んだ。
3月1日、母が脳溢血で急死した。
同じく10日、兄が心労で自殺した。
4月になるのが恐ろしくて堪らない。

#呟怖
大嫌いで大嫌いで「死んでしまえ」と思っていた同級生が不慮の事故で死んでしまった。
何故か形見分けとして1枚のCDを受け取った。
名前も知らないアーティストのCDだった。
試しに聴いてみると妙なところで音飛びがした。
「お」「まえ」「もし」「ね」
迷わず叩き割った。

国会議事堂の真下約300mの位置に高校の体育館程度の部屋があり、
そこには一つの古めかしい機械が設置されている。
銘板には「日出ズル國強制再起動装置」と刻まれている。
中央に起動スイッチと思われるレバーとカウンターがあり、
その数値は「000006」を示している。

あくまで噂話だが。
#呟怖

灯りをつけましょ蝋燭に
お花をあげましょ菊の花
五人揃えた藁人形
呪い殺すは丑の刻

私を捨てたあの男
セクハラばかりのクソ上司
あいつもこいつも死んじゃった
柩の中で白い顔
#呟怖

わたしのおかあさんはきれいでやさしくてじまんのおかあさん。
なのにおまわりさんにつれていかれちゃった。
ほんとうのおとうさんとおかあさん?
なにそれ? わたしそんなのいらない。
こいつらがいるからおかあさんはかえってこれないんだわ。
おかあさんまっててね、はやくあいたいな。#呟怖

#呟怖
デスクから「ウチでも心霊写真特集やるから撮ってこい」と言われたが、
有名処を幾つ廻ってもそうそう簡単に撮れるもんじゃない。
「駄目です、1枚たりとそれらしい写真は撮れませんでした。」と報告したら、
「バカかお前? 無けりゃ作りゃあいいだろ。」
と、コンバットナイフを渡された。

#呟怖 #返怖
御礼参りに出かけ賽銭を入れて拝んでいると
「報酬としてお前の"えん"を頂く」と声がした。
その日以降仕事でミスを多発し、モチベーションの下がった俺は会社をクビになった。
俺が切られたのはどうやら「円」のようだ。
身を切られるような寒さの中、今の俺は路頭をさ迷っている。

#呟怖 #返怖
「ヤッ・・・ト・・・ミツ・・・ケテ・・・クレタ・・・」

干からびた口をやっとのことで動かし彼女はそれだけ言うと砂となって崩れ落ちた。

#呟怖
お祓いなんてしちゃ駄目だ。
あれは文字通り「はらう」つまりそこから立ち退かせるだけのもの。
供養して成仏させない限りこの世に居座り続けるんだから。
ほら見ろ、自称霊感少女のアンタの背中には何百何千もの・・・
気づかないか。あくまで「自称」だもんな。
長生きできるといいね。

ぼくらはみんな 死んでいる
死んでいるから 寂しいんだ
ぼくらはみんな 生きてない
生きてないから 悲しいんだ
手の甲を だーらりと
垂らしてみれば
とっくに止まった 僕の血潮
こいつだって そいつだって
あの人だって
みんなみんな 死んでいるんだ
亡霊なんだ

#呟怖 ・・・なんだろうか?

#呟怖 #返怖
「孫が申し訳ないことを・・・」
老人は悲しそうな顔でそう呟くとふっと消えた。

#呟怖 #返怖
雪でした
貴女の後を
何となく ついて行きたかった

振り向いた
貴女の瞳は
黒目ばかりで 白目がなかった

ああ あの人は
祖父と父を 殺した ゆきおんな

雪国の
小さな町に
そんな私の 死体が 転がる

(猫「雪」改変)

#呟怖
嫌な夢を見た。
同じビルの屋上にいた人が転落する夢だ。
なぜかそいつとずっと目線が合っていた。
地面に激突する直前に無理やり首を曲げ目線を逸らしたところで目が覚めた。
開いた目に、凄い速さで迫ってくる道路が見えた。
ぐちゃ。

キーワード「治療不可」から膨らました #呟怖 。
画面を想像しながら楽しく書きました。#呟怖bot可 です。https://twitter.com/Yamanomu_Kou/status/948158316386979845 

#呟怖 に対する感想を書いていたらいつの間にか(笑)
私も全作品 #呟怖bot可 です。https://twitter.com/Yamanomu_Kou/status/948197583607832577 

#呟怖
僕は君の寝顔にキスをする。
おかえり。あんなナンパ野郎よりやっぱり僕を選んでくれたね。
君が浮気をした事はもう許すよ。罰は十分受けただろうし。
明日も早いからもう寝よう。
僕はベッドに潜り込む。君の美しい生首を抱いて。
「身体だけが目当て」のあいつは胴体だけあれば満足だろうよ。

#呟怖 #返怖
廃墟の病院からカルテを持って帰ったら電話がかかってきて「カルテを返してください」っていう怪談あるだろ?
オレの場合そんなのはなかったよ。
でもさ、カルテの患者名がいつの間にかオレの名前になっていて、カルテの記載と同じ部分をオレも病んでるみたいなんだ。返したら治るかな?

#呟怖 は頭の体操になる。
136文字という制限の中でどういう類の怖さを描くか、
読む人に対しどこまでを描写しどこまでを想像に任せるか、
それらを考えるのが楽しい。
一人でも多くの人が怖がってくれればと思いながら、培養液に浸かった「私」は今日もマニピュレーターを操作しキーボードを打つ。 http://pic.twitter.com/mQ4jmx8zbT

#呟怖
地元の廃病院探索に行った友人が死体で発見された。
彼は「幽霊なんかいねえよwww」と言う典型的な心霊否定派で、正直DQNな奴だった。
彼の死体は頭蓋を切開された状態で手術台に寝かされており、脳は傍に置かれたバットの中にあった。「治療不可」と書かれたラベルが貼られていたそうだ。

#呟怖
私は激しく後悔していた。
何故「出て行け」などと言ったのか。
私を愛してくれたただ一人の愛しい女。
頼む、もう一度顔を見せてくれ。
「ただいま」聞きなれた声がした。
妻の姿がそこにあった。マンションのベランダの向こうに。
私は躊躇うことなくベランダを乗り越え、地面に激突した。

#呟怖
心霊スポットとして知られる廃神社を初詣に選んだのはほんの気まぐれだ。
「まだ神様がいるのなら、唯一の参拝者の願いを叶えてくれるだろ」
そんな不純な動機だ。
賽銭箱に5円玉を放り込んで二拝二拍手一拝。
さあ帰ろうと踵を返した途端、
「全然足りぬ」
賽銭箱の格子の隙間から青白い手が。

#呟怖
「あー極楽極楽。」
いささかオヤジ臭いセリフと共に湯船に浸かる。
「ねえ、一緒に入ってもいい?」
まただ。何度も駄目だって言ってるのに。
この浴室は二人で入れるほど広くない。
それに俺は一人暮らしだ。妻も恋人もいない。
ドアの磨りガラス越しにぼんやり見えるお前は一体誰なんだ?

#呟怖
「はあ、元日から雪かよ・・・」
窓の外を眺め僕は溜息をつく。
家々の屋根も車も、もちろん道路も真っ白だ。
「シャリ、シャリ、シャリ、シャリ・・・」
目の前の道を、子供の長靴らしい足跡「だけ」が
僕の視界の右から左へと流れていった。
今感じているこの寒さは多分気温のせいじゃない。

#呟怖 #返怖
・・・そう言いかけて俺は苦笑いした。
そうだ、足が付くわけないんだ。俺はあの野郎に先手を打たれたのだから。

#呟怖
高層ビルの裏通りを歩いていたら後ろから声をかけられた。
「あのう、この辺りに落としたんですが見かけませんでしたか?」
振り向いたが誰もいない。
声の震えを押し殺して何を落としたのか聞いてみた。
主のいない声が答えた。「私の・・・体を。」
今日の朝刊の一面に載っていた場所だった。

#呟怖
腹減ったな・・・もう何日目だ?
目の前には肉の塊があるんだがもう半分以上腐っている。
こうなるんだったらもっと早めに食っておけばよかった。

カッとなって後先考えずに行動するのは俺の悪い癖だ。
稼ぎ手を失った俺は、かつて妻だったモノを前にそう独りごちた。

#呟怖
「だ~れだ?」
女の声がして視界が塞がれた。
まったくもう、待ち合わせの度にこれだ。勘弁してくれよ・・・
と思った瞬間、違和感に気づいた。
声が今付き合っている女のものではないこと。
そして何より、俺は壁に背を持たれかけて立っているのだ。

#呟怖 #返怖
ふと、歌が好きだった父が生前吹き込んだテープを聴いてみた。
"な?上手いだろ?"
肩にそっと手を置かれた感触があった。

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