呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

ちなみに自分の愛車は「シービュー号」だ

この車を運転しているとやたらと前の車が死亡事故を起こすから

#呟怖 #返怖

死ぬことが急に恐ろしくなり、慌てて自宅マンションに戻った

落ち着こうと煙草に火を着けた時

「何してるんだ。次は君の番だぜ」

先ほどの男のものらしい声がした

抗う心とは無関係に私の体はベランダの方へ向かって行く

いやだ、死にたくな

グシャッ

#呟怖 #返怖

駅のトイレの個室のドアをノックすると「どうぞお入りください」と野太い男の声がしてドアが開いた。
#潰怖
そしてある意味で #呟怖

彼女と付き合って5年になるがその間ずっと変わらぬ若さだった。
ある日家に泊まりに来た彼女の背筋に長い切り傷のようなものが見えた。
「怪我でもしたの?」と聞いたが「何でもないよ」とはぐらかされた。
その後何故か逢えない日が続き、1週間後に逢った彼女は歳相応の容姿に変わっていた。
#呟怖

彼女の手首にはリストカットの跡があった。
手首を一周して幾つも。
「何度切り落としてもまたすぐに生えてくるの!」と彼女は叫んだ。
翌日会うと、首にも同じような跡がぐるりと・・・。
俺が凝視しているのに気づくと彼女は意外にも冷静な顔で「ええ、あなたの想像通りよ」と言った。
#呟怖

友人の額には中心に短い横皺がある。
「覚えてないけど子供の頃柱にぶつかって怪我したらしいんだよね」と彼は笑うが、それなら傷は縦に入るんじゃないか?
最近その皺からごく短い毛のようなものが生えてきている。
彼の父親が前髪を異常な程に伸ばしていた理由が分かったかも知れない。
#呟怖

我が家に代々伝わる掛け軸には実は何も描かれていない。ただの白紙だ。
祖父に由来を訊ねたら「儂も伝え聞きなんじゃが、儂の爺様の爺様がまだ幼子じゃった頃、描いてあった竜に墨で瞳を描き加えよったんじゃ。そしたらその竜が天に昇って行ったそうじゃ」と聞かされた。
#呟怖

先月、二晩続けて絶世の美女とベッドを共にする夢を見た。
三日目の晩も同じ夢を見たが、事後に彼女はポツリと
「・・・ヘタクソ」と呟き、それ以降夢に現れなくなった。
やれやれ「サキュバスの顔も三度」とは。
でも、幸か不幸かそのおかげで今でも生きていられる。
#潰怖 #呟怖

「霊感持ち」らしい少女が廃墟の前で友達と騒いでいる。
「あ、あそこにおばあさんが立ってる。あ、二階の窓から子供が覗いてる。」
私はそっと彼女に近づき耳元でこう言ってやった。
「嘘をつくのもいい加減にしたら? あなた、私が見えてないくせに」と。
#呟怖

おら鎮守の森で長さ五丈はあろうかという白蛇様を見ただよ。
婆っちゃから常々「白蛇様は神様の御使いじゃ。手出しはならん」と聞いてたから、白蛇様に巻き付かれ締め付けられ体中の骨が折れてもおら我慢しただよ。
婆っちゃはこうも言ってたしな。
「長い物には巻かれろ」
#潰怖 #呟怖

町外れに「人喰いの木」と呼ばれる大木がある。
日中その木の影に入った者は全員謎の失踪を遂げているからだ。
人を栄養にあの木はあれだけ大きくなったのだという。
だからこの町では全然違う意味で使われる、「寄らば大樹の蔭」。
#潰怖 #呟怖

「毎晩、消灯時間を過ぎてから見舞いに来てくれる女の子がいるんだよ。
窓の外から微笑んでくれるだけなんだけどさ。退院したらデートに誘おうと思ってるんだ。」
病棟の6階に入院している友人がげっそり痩せた顔で嬉しそうに言う。

たぶん退院できないな、あいつ。
#呟怖

ベランダの物干しに掛けたピンチハンガーから白いタオルが外れ、
風に煽られゆらゆらと飛んでいった。
呆気に取られて見ていると、後端が少しづつ尖り始め、
やがて小さな両手らしきものまで生えてきた。
長さ1mもないナイロンタオルなのに・・・
妖怪も時代に迎合するものなのだろうか?
#呟怖

日本各地で謎の変死事件が続発した。
被害者の遺体は外傷も無く、まるで見えない誰かに心臓を握り潰されたようであった。
警察の捜査が進むにつれ被害者は全員ある地下アイドルのファンである事が判明した。
その地下アイドルのキャッチフレーズは
「あなたのハートを鷲掴み」であった。
#呟怖

夕暮れ時、日が沈むにつれ私の影がどんどん長く伸びてゆく。
日が沈みきり夜になっても私の影は伸び続け、
いつの間にか見上げるほど高く立ち上がっていた。
そして、覆いかぶさるようにして私を飲み込んだ。
#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/986957873908346880 

「昨晩たまたまお前ん家の前通ったらさ、灯りが点いててカーテン越しに長い髪の女が歩いている姿を見たぜ。彼女か? 羨ましいな。」
同僚が言う。

残業漬けの日々を送っている僕に恋人を作る暇などない。
昨日だって勿論灯りは消して家を出た。
それ以来ずっと会社に泊まり込んでいる。
#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/986957873908346880 

#呟怖 #返怖

その次の回でもまた一項目加わった。

【あの世の食物も絶対NG!】

だから皆あんな姿になっちまったんだ。

それでもまだ闇鍋会は続いている・・・

街で噂の幽霊屋敷に探索に行ってみた。
屋敷と言うに相応しい建物だったが、怪しい雰囲気もなく単なる廃墟という印象だった。

数日後訪れてみると屋敷は跡形も無くなっていた。
更地になったという感じではなく既に雑草が生い茂っていた。
「幽霊屋敷」ではなく「屋敷の幽霊」だったのだ。
#呟怖

3日前に彼女とケンカした。
それ以来全然口をきいてくれなくなった。
花束もケーキもネックレスも
彼女の機嫌を直してはくれなかった。
今も僕を睨んだままふて腐れて寝転がってる。
そうだ、明日は香水を買ってきてあげるね。
#呟怖 #意味怖

川の向こう岸でバーベキューらしきものをしている人が私を手招いている。
偶々近くにあった船で川を渡り、同席させていただくことにする。
たっぷりご馳走になった後、また船に乗り元いた場所に戻る。

そんな夢を見てからだ。
私の身体が生きながら腐り始めてきたのは。
#呟怖 #意味怖

私の書く呟怖が「〇〇さんの作品に酷似している」というリプライを多く頂いた。単語の選択や間の取り方等がそっくりだそうだ。
気になって〇〇さんのアカウントを訪ねると
「〇〇の妻です。△月◇日、〇〇は永眠いたしました。」と一行。
奇しくもその日は私が初めて呟怖を書いた日だった。
#呟怖

ギシッ、ガサッ、バリッ…
階下で物音がする。
音を立てないよう階段を下り侵入者の後ろに立つ。
「おい、ここで何をしている!」
金切り声を上げて奴らは開いたドアから逃げて行った。

やれやれ、また「肝試し」の連中か。
生きていた頃の習慣がまだ残ってるんだ、夜は寝かせてくれよ全く。
#呟怖

おかしい、何度張り替えても6弦が2日ももたずに切れる。
弦の通り道をひと通り調べたが特にダメージを与えそうな部分は見当たらなかった。
完全に原因不明。中古のギターはこんなものなのだろうか?

後日店主から「あのギターの前の持ち主は6弦を使って絞殺されたらしい」と聞いた。
#呟怖 #返怖可

#4月なのでフォロワーさんに自己紹介しようぜ
ジジリーマンです。アラシスです。
最近 #呟怖 にハマってます。
文才無いけど思いつくまま書いてます。

ロボット工学を専攻していた友人から連絡があり、彼の家に向かうと女性型ヒューマノイドが出迎えてくれた。
「驚いたな、あれは完全自立なのかい?」
「いや、まだ命令通り動いてるだけさ。」
彼は笑って続けた。「完全自立にすると逃げちゃうからね。」
「彼女」は微かに震え涙を流していた。
#呟怖

芝目と力加減を慎重に読みパターを振る。
コツン!
思い描いたライン上を正確にトレースしボールはカップへまっしぐら。
「バーディもらった!」
そう思った矢先、カップの中から土気色の手が現れ、
私のボールを掴むとラフの方向へ放り投げた。
ボールが落ちたその場所に多分・・・
#呟怖

夜中、コンビニから帰る途中で側溝に入って作業をしているらしい男性を見かけた。
こんな時間に? と訝しんだが「こんばんは」と挨拶するとこちらを向き会釈を返してくれた。

翌朝、同じ道を通った時に気づいた。
その側溝の深さは約40cm、胸から下が隠れる程深くはなかった。
#呟怖 #実話

ドタバタドタバタ・・・
五月蝿え、また上の階のガキが暴れてやがる。
何度注意しに行っても親も聞く耳持たねえ。
腹が立ったので親子共々ぶっ殺してやった。
幸い俺が犯人だとはバレてない。

ドタバタドタバタ・・・まだ聞こえる。
適当な口実をつけて別のアパートの最上階に引っ越したのに。
#呟怖

峠の急カーブにフルフェイスのヘルメットが落ちていた。中身入りだった。
#呟怖
#一行怪談

帰宅して鍵を開け部屋に入る。
部屋は綺麗に片付き、食器は洗われ棚にしまわれている。
灰皿にはあいつが吸っていたメンソールのタバコの吸殻が1本。
別れた後であいつが自殺した事は知っている。
今でも俺を心配しているのか。あいつらしいな。
「違うよ。」目の前で吸殻が2本に増えた。
#呟怖

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