呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

今宵また 藁人形に 釘を打つ
尽きせぬ恨み 我が身に返れど
#呟怖
#怪談短歌

はい、ハコさんを臆面もなくパクりました。
肩慣らしということで平にご用屋を。m(_ _)m

最後の戦地となった島で発見されたその骸は虚ろな眼窩で未来を見つめていた。
自分の死後、世界は自らが想像していたよりも早く復興し発展し、
そしてもう一度戦争が起き、この星が塵芥と化す様を。
#呟怖

戦争反対。 https://twitter.com/amabie100/status/1011881484553076736 

「どちらを選びますか?」彼女は聞いた。
「右を選べば幸せな一生を過ごせます」
「左を選べば不運ばかりの人生です」
君と一緒にいたい、と私は答えた。彼女に惚れたのだ。
「私はこの境界線の番人です。どちらにもいません」
躊躇うことなく私は境界線に身を委ね、身体を縦二つに裂いた。
#呟怖 https://twitter.com/magma_maniac/status/1010808975422451712 

#呟怖
知ってる? 羽化したばかりの蝶の羽はまだ柔らかくてすぐには飛び立てないの。

だから、だから私はもう少しだけここにいなければならないの。

彼女は確かにそう言った。 https://twitter.com/magma_maniac/status/1010334987344723968 

#このお題で呟怖をください #呟怖
『こどく』
「孤独」「蠱毒」どちらでも。両方掛けてあれば大歓迎!

「猿夢って都市伝説知ってるかい?」
「次の駅名がアナウンスされるたびに猿のような乗務員に乗客が一人づつその駅名に則った殺され方をするってやつさ」
「で、先日俺もその夢見ちゃったんだけど、乗客が俺だけだったんだよねー」

夢枕に立った友人はそう言って消えた。
#呟怖 https://twitter.com/neighbor00/status/1009775060624629760 

#呟怖
ああもう我慢できん!
いい歳して親の臑齧りばかりの息子など要らん!

そうか、今日は父の日だったか。
せめて明日まで待ってやるべきだったかな。 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1009992064300273664 

#呟怖 ・・・になってない気も。

まただ。
また起動中のタイムマシンを四次元ポケットからはみ出させてて寝ちゃってるよドラえもん・・・ https://twitter.com/amabie100/status/1009019953964408832 

#呟怖
やっと意識の分離と実体化が上手くいったわ。
さあもうひとりの私、存分に外の世界を見てきて頂戴。
生まれてから一度もこの部屋から外に出してもらえない私の代わりに。 https://twitter.com/astrono77153462/status/1008697155500929025 

#呟怖 【お題:風呂】
目が覚めると温い湯の中にいた。
なんだか怖い夢を見ていたようだ。
それにしても温いな。長く浸かっているにはいいのだが。
おまけに何か考えるたびにピリピリする。電気風呂なんだろうか。

「〇〇博士の脳摘出及び培養液注入完了しました」
「死なせるには惜しいからな彼は」

#呟怖 【お題:風呂】
彼女用のシャンプーの減りが妙に早い。
相談の上もう1つ別のシャンプーを置き、
彼女のには「(彼女の名前)専用」と書いておいたら別のシャンプーの方が減り始めた。
ある日の夜、夢に見知らぬ女が現れ
「できたら子供用もお願いします」
だと。はてさてどうしたものか。

#呟怖
湯を張り終えてぼんやりとツイッターを眺めていたら
突如耳元で「ありがとうございました」と声が。
一人暮らしのこの身、勿論振り向いても誰もいない。
浴室に行ってみると、湯が底も見えないほど濁っていた。
徐々に霊道に重なってきている、とは霊感のある友人の弁。
これからも続くらしい。 https://twitter.com/Loca_Hktk/status/1006170585074843648 

#呟怖
ベランダの物干しに掛けたピンチハンガーから白いタオルが外れ、
風に煽られてゆらゆらと飛んでいった。
呆気に取られて見ていると、後端が少しづつ尖り始め、
やがて小さな両手らしきものが生えてきた。
長さ1mもないナイロンタオルなのに・・・
妖怪も時代に合わせて進化しているのだろうか? https://twitter.com/kaleidoscopeka6/status/1005415165943320576 

よし! 配牌で字牌の対子が4つもある。
このままじゃドベだ。字一色目指すしかねえ。
「ポン!」「ポン!」「ポン!」「それもポン!」

・・・あ、あれ? 頭が・・・無い。
#潰怖 #実話
「頭」の解釈によっては #呟怖 になるかも。 https://twitter.com/tsubukowa/status/1001862409575780352 

小学校の同窓会に出席した。
当時嫌いだったやつらが妙に親しげに寄ってくる。
「もっと飲めよ。ほら、これも美味いぜ」
言われるままに飲み食いしていたらそれでも楽しくなっていった。

私の身体が崩れ始めたのは彼らが全員既に死亡していると知った日からだった。
#呟怖 #黄泉戸喫https://twitter.com/tsubukowa/status/1001862409575780352 

あれ? 牌が幾つか足りないな。
ひい、ふう、みい・・・足りないのは「白」「發」「中」か。
そういえばあいつ昨日大三元アガりやがったな。

#呟怖 #潰怖https://twitter.com/tsubukowa/status/1001862409575780352 

硬いし無機質な味だしあまり好きじゃないな。
ちょっと残したけどいいよね?

今日は「月食」の日。
#呟怖 https://twitter.com/tsubukowa/status/1001862409575780352 

『昨日が息子の誕生日でね、家族全員で記念写真を撮ったんだ』
そう言って課長が嬉しそうに見せてくれた写真には
右端で微笑む課長以外、リビングと思しき壁が写っているだけだった。
ああ、課長の時間は去年の事件以来止まったままらしい・・・
課の中にそれを指摘できる者などいる筈もない。
#呟怖

『もういいかい?』
「まーだだよ」
『もういいかい?』
「まーだだよ」
『もういいかい?』
「まーだだよ」
『もういいかい?』
「まーだだよ」
『もういいかい?』
「うるっせえな! 俺はまだ死にたくないって言ってるだろうが!」

『もういいかい?』
「もう・・・いいよ」
#呟怖

#呟怖 #返怖
数年が経ち・・・

部長は某大手食品会社の開発部に就職した。

「毎日が楽しくて楽しくて」そう言って笑っていた。

今日も雨。
いつもの帰り道、曲がり角に女が傘も差さず立ちつくしていた。
自分の傘を差し出し「良かったらどうぞ。僕の家はすぐそこですから」と言うと、
「お気遣いありがとうございます。でも私、これから仕事ですので」
そう答えてフッと消えた。
ああ、彼女はその類の「夜の女」なんだな。
#呟怖

一家惨殺事件があってからというもの、隣の家はずっと空家だ。
昨晩、その隣家から子供のはしゃぐ声が聞こえた。
何事かと窓を開けて見ると、古ぼけた鯉のぼりが風もないのに泳いでいた。
そうか、ずっと棲んでいたんだなお隣りさん。
#呟怖

柱の傷は 一昨年の
惨殺事件の 鉈の跡
涎垂らした 兄さんが
父母 妹 弟を
昨日見てみりゃ 何の事
あちらこちらに 血の飛沫
#呟怖

屋根裏部屋に よじ登り
大きい柩は お父さん
小さい柩は 子供たち
唱える呪文で よみがえれ
#呟怖 #こいのぼり

#呟怖 #返怖
バンジーロープを置いてからというもの、屋上だけでなく建物の壁面にも幽霊が出るようになったらしい

悪いことしちゃったかな?

お題「下」

気持ちのいい休日の朝。

起き上がる前に何となく「おはようございます」と独り言ちた。

布団の下から「おはようございます」と返ってきた。

#呟怖

フィリピン旅行中、バーからホテルへ戻る道の途中に女の下半身が転がっていた。
死体かと思ったが血は流れていなかった。なんだ、ただのマネキンかよ。
驚かされた腹いせに近くのドブ川に放り込んでやった。
翌日同じ道を通ったら同じ場所に灰がうず高く積もっていた。
何だったんだあれは?
#呟怖 http://pic.twitter.com/ok32NR1rVm

こいつの母親はマレーシア人なんだ
仕事は産婦人科の看護師だ。
そして普段は菜食主義者なんだ。

それがどうした。惚気話か?

血筋らしくてな、月に一回ほど肉を食いたくなるらしいんだ。
だから食わせてやってくれよ、お前の肉を。

彼女の首が内臓をぶら下げたまま胴体から抜け出した。
#呟怖 http://pic.twitter.com/qcjb0NIiqC

僕の彼女はとても背が高い。僕の背丈は彼女の肩までしかない。

白いワンピースと帽子がよく似合う清楚な子だ。

とても照れ屋で何を聞いても「ぽっ」と頬を赤らめるだけ。

だけど思い切って「僕のこと好き?」と聞いたら

「食べちゃいたいくらい好き」と答えてくれた。嬉しいな。

#呟怖 #意味怖

彼女たちは結構仲が良かった

そして同時に、僕のことが嫌いだったらしい

ある日、肩から上がない彼女が首から下がない彼女の方を本来あるべき場所にひょいと乗せて

僕の家から出て行ってしまった

#呟怖 #返怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。