呟怖.ORG | 呟怖

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何やら黒くてデカい化け物が、
大きな口をガバッと開いて、
湖の水を呑み込んでいく。
水には良からぬモノもたくさん混ざっているようだったが、
関係なく呑み込んでいく。
後は、綺麗なものをドバッと一気に吐き出して消えた。
この大事業に誰も気づかないとは。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1124930517898371073 

猫だ。
綺麗な毛並みだから飼い猫だ。
外に出歩いてるから、マンション猫じゃないな。
僕を怖がらないから、普通の猫だ。
どんな家に住んでるのかな。
わくわくしながらついて行った。

急に何かに弾き飛ばされた。
注連縄だ。
クソッ!こいつ気付いてたのか!
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廃ホテルか…
こういう所で起きた事件は一つ二つではないだろう。
どんな人間がそれらを見てきたのだろう。
廃業になるまでの事、
探索に来た者たちに起きた事。
「全てお教えしますよ」頭の中に声が響いた。
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村はずれの藪の近くに、
車が放置されているのを見たのは一週間前。
その時は、ただの車だった。
それが三日前に見た時には、錆だらけになっていた。
そして今日、
錆は広がり窓もベタベタ、
タイヤは土に埋まり雑草が生えているのに、
急にエンジンがかかった。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1124626933923237888 

男の子たちは、
どうしてこんな所でかくれんぼなんかするんだろう?
鬼にモヤモヤと絡みつく影。鬼になる度に増えていく。
まだ一度も鬼になっていない子はあと二人。
いつ誰に話せばいいんだろう?
どうせ、からかわれるだけだし、
怖いからもう帰ろうかな。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1123105541201379328 

ここに座っていると、
何かに連れて行かれて、二度と戻れなくなるって聞いた。
神隠しってやつだ。
だから僕は座って待っている。

急にゴゴゴって音がして、石灯籠がグラグラッガタガタガタって
僕の上に倒れた。
痛い苦しい…僕は死ぬのかな…思ってたのと違うよ!
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1122578291615920129 

家が生きてて人間を食べるみたいな話、知らないかな?
実はこの廃屋もそんな感じでね。
ほら、あのタイヤなんか目みたいでしょ?
屋根の下は口みたいに開いてるし。
あ、馬鹿にしてるでしょ。
じゃあ今夜一人で来てみなさいよ。
もう、コイツあんたの顔覚えたからね。
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管理者はいるのかいないのか、
夜になると、
山奥の茂みからいくつかの灯りがゆらゆらと下りてきて、
石灯籠に灯をともし、ゆらゆらと戻っていく。
神聖な空気に呑みこまれ、その正体を突き止めた者はいない。
#このお題で呟怖をください
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1122578291615920129 

管理者はいるのかいないのか、
夜になると、
山奥の茂みからいくつかの灯りがゆらゆらと下りてきて、
石灯籠に灯をともし、ゆらゆらと戻っていく。
神聖な空気に呑みこまれ、その正体を突き止めた者はいない。
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#呟怖

何十年も使い続けているオルゴール。
ギシギシと軋みながら止まる時の音が好きだ。
次は誰の為に鳴らそうかな。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121400224755281920 

誰も違いに気づかない。
会社の人間も家族も気づいていない。
自分が思うほど他人は気にして見てはいない、ということを、
こんな風に確認できるとは思わなかった。
試してみるか?と声をかけてきた奴に、
身体をあけ渡してみたんだが。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1121037732942237696 

日々自分の顔の感触に違和感を感じ、家の鏡を見ると、
少しづつヒビが入っていく。
そこにうつる私の顔にも亀裂が入っていく。
その鏡以外は何も変わらず私をうつす。

とうとう鏡が割れ、
最後に鏡にうつった顔がニヤリと笑った。
自分の顔が壊れた事を、私はもう確かめられない。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1120706515415867392 

壁に貼ってた元彼との写真を剥がしたら、
またいつもと同じ。
タンスと壁の隙間にすっと落ちた。

そこからシュルシュルと、写真を持った手が伸びてきた。
続いて何本もの手が、それぞれ写真を持ってシュルシュルと伸びてくる。
私はため息をついて隙間に押し戻す。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114386825211080712 

学校でかくれんぼしてて、臭いの我慢して掃除用具入れに隠れたんだ。
臭いに我慢できなくなってもう飛び出そうとしたら、急に後ろの壁がバンって開いて、そこは雪国だった。
そして戻れなくなってた。
一人は嫌だよ。早く誰か来いよ。あ、足音だ!
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1120535896057688064 

君の顔を、少しでも長く美しいまま見ていたかったから、
わざわざこんな雪山まで一緒に来てもらったんだ。
でも、麓から雪解けが始まったね。
雪が無くなる前に、僕も準備をしよう。
雪を染めた僕たちの下からも、
春の花は美しく咲くだろうか。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109565974540238848 

家の窓から公園が見える。
子どもの声で昼間は賑やかだが、
終電も終わると人気は無くなる。

しかし、眠れぬ夜に窓を開けると、
「ククックククッ」「ケッケケケッ」
と笑い合うような声が聞こえるのだ。
公園の隅で、ぼんやり灯りに浮かぶ稲荷社から。
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#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117853374190215170 

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