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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

旅行先の名も知らぬバス停。
先客の老夫婦に会釈する。
「何時に来るんですか?」

―すぐだよ
―こんな雨だ。うちで雨宿りして行きなさい
―もう遅い、泊まっていきなさい
―うちの子になれば良い

頷きかけた時、突然眩い光に視界を奪われる。

バスのヘッドライトだ。

老夫婦の姿は消えていた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1185471669181091841 

#呟怖

変身ヒーローになりたかった。

やっと手に入れた薬を打つ。

駅でぶつかって来た男が吹き飛び電車にはねられた。

全員の視線が此方を向く。

変身していた。

急いでその場を離れる。

いつ撮られたのか、変身した姿がニュースで流れる。

人が死んだ。

どうしよう。

変身がとけない。

#呟怖

線路の侵入禁止柵代わりの錆びたH鋼に『おめでとう』と拙い字で彫られていた。

子供の悪戯だろう。

だが、何かしら禍々しい物の様に感じ、目が離せぬまま通りすぎようとした時、

突然、花束が差し出され、

電車が

目の前の花を

散らした。

こちらに

電車が

迫る。 https://twitter.com/machiko_kaidan1/status/1184032310007435264 

#呟怖

子供の頃から妖精が好きで、どうしても本物が見たかったので、この薬を開発した。

花びんに薬を落とす。

蕾はゆっくりと花開き、中から白磁の如く妖精が姿を現す。

成功だ。

妖精の口がゆっくりと開く。

口から花が咲く。

花から妖精が。

その口から花が。

花から……。

失敗だ。 https://twitter.com/sa_tsumi/status/1183926463818395649 

#実話
#呟怖 ?

たいした話では無い。

高校生の時によく友人と土手で何時間も話していた。

ある日、50位の小汚ない男性が声をかけてきた。

「1万円でどう?」と。

無視して去った。

後日、その男が薬物と障害で逮捕されたとテレビで流れた。

何が1万円だったのか。

https://images.app.goo.gl/QGVEPGdFrfyT1GXb8 

#呟怖

私の産んだ児は、空色の鬣を持って産まれた。

そもそも私は性交を知らない。

が、一族が中絶を許さなかった。

そして、産まれた児を見た一族の者は歓喜した。

「生き神様だ」

「よくやった」

脳が冷える。

狼の顔と空色の鬣を持つ児を、愛せる自信がない。

いっそ消えてしまいたい。 https://twitter.com/No0_0128/status/1184279068851589120 

#呟怖

金木犀の香りがする度、思い出す。

友人の台詞を。

彼は、好んで金木犀の香水を纏っていた。

---ねぇ

---金木犀はみんな雄だって知ってる?

---こんなに可愛らしい花なのに、何も届かないんだよ

---こんなに匂ってるのにね

---僕みたいだ

友人が失踪したのは、その後すぐだった。 https://twitter.com/molmol299/status/1184120386415288322 

#呟怖

人気のホラーゲームは、館内を移動中の足音がやけに響く。

画面は明るめなのが返って恐怖を誘う。

ゆっくりと移動していると、突然、妹が後ろで叫び声を上げた。

ビビらせるなよと振り返ると居ない。確かに妹の声だった。

気を取り直してゲーム画面に向かうと

ゲームの中に

妹が

居た。 https://twitter.com/mubkk/status/1183735063004868614 

#呟怖

正面遠くから明かりを持った人影が向かって来るのに気付く。

薄暗い、木々に挟まれた舗装された道を歩いていた。

何もわからない。

ただ、気が付いたら、歩いていた。

人影が近付き、立ち止まる。

逆光でよく見えぬ顔は、誰かに似ていた。

---戻りなさい。

目が覚めると病院だった。 https://twitter.com/Wbaet11/status/1183860033651560449 

#呟怖

円筒状の廃墟を眺め、ツレに問う。

「願い事が叶うパワースポットだって」

いや、どう見ても心霊スポットだろう。

ツレの背を追い奥の部屋へ辿り着くと、髑髏が居た。

「おい……」

「これを屋上に」

上は崩れている。階段を駆け上るツレを止める寸前、ツレが消えた。

空が、青い。 https://twitter.com/dancewithsky/status/1181051952509046784 

#呟怖

「自転車錆びちゃったねー」
「ねー」
「自転車、すぐ錆びちゃうねー」
「ねー」

俺のママチャリの前で、小さな子供が二人、しゃがんでいた。

思わず時計を見る。23時だ。

「それもドロボーしたやつ?」
「やつ?」

子供が足元から見上げてくる。

「嘘つきは舌を抜かれるんだよ」
「よ」 https://twitter.com/WildGeese1991/status/1179957518887309312 

#呟怖

友人の実家に行く為、車を出した。

「この橋からすぐそこだよ」

赤い鉄橋の中間で、突然車が立ち往生した。

何がと思う内に、ずるり、と車が不自然に真横に滑った。

慌てて車を降りると、そのままずるずると橋の欄干を乗り越え、谷底へと落ちていく。

友人が手首を掴む。

「すぐ底だよ」 https://twitter.com/YaChiRuewomiru4/status/1181886381267640320 

#呟怖

ピョーイ

鳴声に空を仰ぐ。

尾が三角だから、鳶。

そう教えてくれたのは叔父だった。

「俺は鷹になりたいんだ」

と言っていた山登りが趣味の叔父が滑落し、発見時に鳥に喰われていたと聞いた時は、
「願いが叶ったね」と思ったのだが、鷹とは聞いていない。

あの鳶は叔父かも知れない。 https://twitter.com/moon04cat/status/1182162848404799489 

#呟怖

姉の趣味はオカルトと裁縫だ。
ダサいしキモい。

けど、なんとなく姉の作った服を着たら、イケメンに告白された。
冷たかった男子も、めちゃくちゃ優しくなった。
その後も次々と男子に声をかけられる。
ちやほやされる。

ふと、鏡に映った自分。

服に沢山の目が浮かび、

私を

見ていた。 https://twitter.com/YaChiRuewomiru4/status/1183222754419412993 

#呟怖

夜中のドライブ。
助手席の彼女に問う。

「さて、どっちに行く?」

十字路の手前には左右への方向指示の標識が出ており、直進できない。

「真っ直ぐ行って!」

何をと返す間も無くもう一度「真っ直ぐ!」と言う。

「右も左も奴等で一杯だから!!」

「止めないで!!!」

彼女が叫ぶ。 https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1183311934877077504 

#呟怖

臨死体験に必要な物を、考えてみた。

①激辛の食べ物
②誰も居ない部屋
③酒と薬…睡眠薬は無かったので頭痛薬。

9%の酒で頭痛薬を飲み、激辛焼きそば無理矢理酒で飲み下し、意識が飛んだ。

失敗だ。

糞尿垂れ流しおう吐している自分を見下ろし溜め息をついた。

誰かに見つけて貰わねば。 https://twitter.com/Moto16353846/status/1183359904305664000 

#呟怖
『掃除屋』シリーズ

明滅する蛍光灯を眺め、新人社員が首を傾げる。

「新しいのにしないんですか?」

「電気つけるなって言っただろ?」

「でも……」

「暗くないと動けない社員の事も考えろ」

物陰から窺っていた事務員の為に、照明を落とす。

「後で謝っておけよ。根に持たれるぞ」 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1182047961947131904 

#呟怖
『掃除屋』シリーズ

そびえ立つ煙突を見上げる。

ここには1ヶ月に1回のペースで『詰まった』と電話が来るので、仕方無く定期的に『掃除』に来ている。

先ずは詰まった物の除去から始めなければならない。

煙突に詰まった、電話を掛けてきた本人を。

溜め息が出る。

仕事辞めたい。 https://twitter.com/dancewithsky/status/1179657525991370753 

#呟怖

友人は異常な帽子好きだ。

自分で帽子を作り、
他人にも帽子を強要する。

なので、私は必ず自分で作った帽子を被る。

でないと、友人の作る帽子に体を乗っ取られ、友人の様になってしまう。

もう、何人もの友人が『いかれ帽子屋』になってしまった。

彼らの帽子の下を、私は知らない。 https://twitter.com/No0_0128/status/1181141358951616512 

#呟怖

「貧血ですね」
喉の乾きを訴えて病院へ行くと、色々検査を受けた結果、そう言われた。
水を呑んでも飲んでも喉が乾く。
「特にヘモグロビン値が…生きてる数値ではないんですがね。乾きはいつからですか?」

そういえば、いつから食事を取っていないんだったかな?

「兎に角、即入院です」 https://twitter.com/moon04cat/status/1180046400765059075 

#呟怖

僕は堕天使の生まれ変わりだ。
みんなには見えないけれど、この背には片翼だけの翼が生えている。
黒く染まってしまったけれど、それはそれは美しかった僕の翼。

屋上に揃えられた上靴と添えられたノート。
校庭の潰れた彼を見て、溜め息を吐く。

僕を拒絶するのか半身よ。

白い羽が舞う。 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1180846673016176640 

#トムの日
#国際宇宙週間
#呟怖

母がトム・クルーズになっていた。妙な夢だ。

TVの中の人も全てトムだった。

ならばと洗面所へ行くと、
元々の自分の顔が映っていた。

鏡を割って寝直す。

夕刻、母は母だった。
変な夢を見たものだ。
母が怒った様に口を開く。

「突然、鏡を割るなんて……」

#天狐の日
#呟怖

--オゥ!

彼女が声を上げる

--それデハ、TEN子とはtenのtailのFOXなのデスネ!

待って。違う。いや違わないけど違う。

十の尾を揺らし眺める天狐様の前で、僕は金髪碧眼の少女に懇願するように首を振る。

合祀される夷神が外人だと神使の僕が苦労する。

天狐様は楽しげだ。

#天使の日
#呟怖

雨戸の隙間から差す光に、この夜を生き延びた感謝を捧げんとし……其処には、光輝く天使の群れが其の凶暴な嘴をゆっくりと開き小さく高音を紡ぎ出す。

次の瞬間、轟音と共に窓は割れ目鼻耳は血飛沫を上げ、吹き飛ばされた体は見えぬ壁に叩き付けられた。

目映い嘶きが降っている。

#夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
#呟怖

鴉が声を掛けてくる。
「帰る時間だよ」

薄暗がりから誰かが声を掛けてくる。
「まだ遊べるよ」

鴉が山へ帰って行く。
「僕らは鳥目だから」

暗がりから誰かが手を伸ばす。
「僕らは良く見えるから」

闇の手が僕の手首を掴んだ。

#呟怖

先程から、繰り返し夢を見る。

大量の鳥がカゴの中で飢えている。
餌と水を用意する。
棚のカゴに気付く。
棚のカゴに小動物達が。死んでいるモノも。
泣きながら餌と水を用意。

次は死体の処理だろうか。
場所は廃墟だろうか?
生きているのも剥製のように動かなかった。

眠りに落ちる。

#呟怖

うちの実家の蔵には『何か』が住んでいる。
祖母が時折、美容室や床屋を回り切った髪を貰っているのは知っていた。
それを蔵の『何か』に持っていくのも知っていた。
やがて叔父がその『儀式』を受け継いだが、受け継いですぐに叔父は事故で他界した。

以来、蔵の『何か』は放置されている。 https://twitter.com/biii_ziii_biii/status/1179724245141573632 

#呟怖
『掃除屋』シリーズ⑬

何やら廃墟で暴れているらしいので来てみたが。

箒が、躍っていた。

「箒神か」

九十九神。
穢れを浄める掃除好きの神様。

手に余る。
強力過ぎる。
見なかった事にしようと踵を返すと、コツンと足に障った。

見下ろせば、箒を跨いでいた。

「にやり」と箒が嗤う。

#呟怖

天気雨に空を見上げると、分厚い雲の層に穴が開いていた。
螺旋階段のようなソレから、歌声のような耳鳴りのような、音が聞こえてきた気がして耳を澄ます。

何も聞こえない。

気のせいかと空を見上げると、穴は塞がり厚い雲が空を覆っていた。

地面を見ると、鳥や虫が多量に落ちている。 http://pic.twitter.com/Nj1E7Uq66R

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