呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#ことば公園
#呟怖

ぬらりひょんがおるんだと泣き喚く祖父のはげ頭が、どんどん伸びていく。
祖母が「赤チンでもつけときゃ治るだろう」と笑い飛ばし、祖父の頭からデスソースをぶちまけた。

ぎゃあぎゃあと喚く祖父を押さえ付ける祖母は、若い頃、祖父の浮気癖とマザコンとDVに悩まされたという。 https://twitter.com/wondermaker54/status/1306433113040412674 

#呟怖
#ことば公園

有鉤条虫の亜種を日本に持ち帰った教授は、亡くなる前に泣きながら「帰る」とすがっていたのは、彼のライフワークであるアマゾン川の写真だった。

有鉤条虫は、アマゾンで恐らく教授の脳に入り込んだと思われる。

ただ、脳内で孵化した筈の幼虫達が、どこにもみあたらない。https://twitter.com/wondermaker54/status/1306111479536431104 

#呟怖
#ことば公園

有袋類の人間を気紛れに作ってみたが、どうも面白味がなかったので、ジャングルに捨てた。

あれから30年。

有袋類のゴリラを見たという噂が流れてくるのだが、その目撃場所が徐々に近づいてきている気がする。

ああ神様。

まさか、生き延びている事はないだろうと信じたい。https://twitter.com/wondermaker54/status/1306111479536431104 

#返怖
#呟怖
#いかのおすしでどんな人間かわかる

いいからいいからと

かいしゃのかねをおしつけられ

のうにゅうきんをぬすんだのは

おまえかと

すまきにされて

しずめられた

#ことば公園
#呟怖

不意に名前を呼ばれた気がして立ち止まる

「おい!ダメだ!立ち止まるな!」

先輩が声を荒げた
60キロの荷物を背負って時速20キロで登る行軍は二日目だからだろうか
朦朧とする事が増えた

また呼ばれた

「おい!」

そこが行方不明者多発ポイントだと知ったのは
帰ってからだ https://twitter.com/wondermaker54/status/1305789469144961025 

#呟怖

「時速60kmで走る車から手を出すとおっぱいの感触と同じなんだぜ」

車の免許を取り立ての先輩がアホウな事を仰る。

ドライブ中、先輩は運転席窓から嬉々として手を出す。

「うおーおおお!?」

慌てて手を引っ込め先輩は蒼白な顔で俺を見た。

「握手された」

お願いします。前を見て。

#ことば公園
#呟怖

麓より馬にて登り

樹海の奥の社を目指す

蝕の闇は心をも蝕む

誰かの声が囁くならば

耳を傾けてはならぬ

それは生きておらぬモノの声

馬をおりてはならぬ

無明の闇に呑まれようぞ

馬の歩を木々が避け

森は贄を受け入れよう

何も恐れる事はない

甘く甘くゆるやかな…… https://twitter.com/wondermaker54/status/1305789469144961025 

#呟怖

教授から貰った紙はどこかの国の言葉が書かれた物だった

読めないしどこの言葉かわからない

放り出したままにしていると
遊びに来ていた甥が拾い上げた

「おろあろろあらさるるららど…」

読んでいるつもりかと微笑ましく眺めていた

翌日

件の甥の首に

茸の様なモノが

生えてきた https://twitter.com/maroney_novel/status/1305420942676434946 

#呟怖

「パパあ」

幼い我が子の声が聞こえる

「パパあ。こっちよぉ」

そうだ

僕の娘は三歳でこまっしゃくれていて

「パパあ。はやくきてえ」

全く危なっかしい

「危ない!」

唐突な怒号と共に後ろに引き倒された

気づけば

朝の通勤途中

横断歩道の信号は赤だった

僕に

娘はいない

#呟怖

「おいてけ堀がこの辺にあるって聞いたんだけれどもね」

「ああ、ちょいと違うな。おいてけーて言うんじゃねぇんだ」

「じゃあ何て言うんだい?」

……おいでよう……おいでよう……

「ほら、来なすった。俺らは先に帰らして貰うよ。あいつに捕まったら一杯呑んで寝る事すらできやしねぇ」

#呟怖

一族に伝わる能力がある。

自らの掌に浮かび上がる絵や文字で、占う。

いつものように、情勢を占ってくれと極秘裏に政府の関係者を名乗る男が訪ねてきた。

何度も顔を合わせている男だが、今月はもう二度目だ。

自らの掌を見ると、見えない。

目を凝らす中、刃物を振り下ろす男が見えた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1304768172503965696 

#呟怖

起請文をびりりと破り

箪笥の中へと押し込める

一枚で三羽の鴉が死ぬのなら

百は下らぬ死骸と同じ

紙屑 詰まった抽斗を

閉めれば「かあ」と三度鳴く

なぁ、おまえさま。

誰でも良い。

起請文を交わしたろう?

なぁ、おまえさま。

病に伏したら知らんぷりかえ?

なぁ、おまえさま。

#呟怖

動画サイトにアップされた

幼い少女がただ俯いて腰かけているだけの動画

画質も悪く元は8㎜かと思われるその動画がやけに流行っているらしい

何もおかしな所はない

ただ時折足をぷらつかせる

その夜から彼女の幻覚が現れるようになった

ただ視界の端で時折足をぷらつかせているだけの https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1303696767033069568 

#呟怖

昔、お付き合いしていた人が、良く「他人の骸骨がわかる」と言っていた。

その意味も良くわからなかったが、私と付き合った理由が「骸骨がわからないから」だと言っていた。

別れてから何十年にかなるが、体が石になる奇病に侵され、彼は見えていたのだと知る。

全身石になった私の未来が。

#呟怖

山の沼は五十年に一度だけ水が澄むんだよ

爺様が言ってた

その時の水を病気の人に飲ませると

どんな病気でも治るって

死病の婆様に飲ませたって

今年がその五十年目なんだ

けれど去年死んだ婆様が

墓から抜け出して

沼へ入っていったのを見ちまった

ありゃあ本当に良いモノなのかい? https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1304436956302958593 

#呟怖

「ねぇ、これ誰?」

姉が写真の隅を指差す

後ろ姿の女性?だろうか

「写りこんだだけの他人でしょう?」

「でも、この人、本家の写真にいつもいるのよ」

そうだ
これは本家の居間

言われて写真をひっくり返すと
本家の写真全て
そして
祖母が産まれた時の写真にも全く同じ後ろ姿があった https://twitter.com/moon04cat/status/1304366645138173952 

#呟怖

子供の頃を夢に見る

僕は他界した母の代わりに弟にラーメンを作る

父は今日も遅くまで仕事だろう

「にいちゃん」

弟が服を引っ張る

「すぐできるから待ってな」

振り返ると弟は骨になっていた

「にいちゃん」

あの日
ラーメンを食べた後
僕らはお腹を壊し
幼かった弟は助からなかった https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1303693123042779136 

#返怖
#呟怖

私の愛する鬼を 人が殺した

私の愛する鬼は 優しかった

私の愛する鬼の 見た目に怯えた人間どもが

私の愛する鬼を 殺し 神社に封じた

私の愛する鬼は もう

その骸さえ

私には触れられない

私には許されない

今日もまた

鳥居の前で 貴方を 想う

#呟怖

子供の頃

毎夜

猿が来た

僕は猿を楽しみにしていた

中学頃から

少しずつ日が空き

二十歳には猿は来なくなっていた

妻子ができ

子が3歳の誕生日

窓がノックされた

子供部屋だ

子供部屋には

猿も子も居なかった

開け放たれた窓の向こうから

子と猿の笑い声が

聞こえる

#呟怖

知らない門の前にいた

夢かと顔を上げる

門の向こうから男が駆け寄ってきた

「君から来てくれるなんて」

言うと柵の間から手を伸ばす

柵は、蛇だった

愛しい彼との間を蛇に阻まれているのだ

えいと蛇を払うと同時に何かが
割れる音で目が覚めた

神棚の榊立てが床に落ちて割れていた https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1276096654303621121 

#呟怖

フィールドワークのために、某県の某村にやって来た。

古い作りの家屋は懐かしい匂いがし、村人達もみな親切で優しかった。

ふと、毎日つけていた日記を遡る。

9/9が30ページ程あった。

その全てのページが、同じ内容だった。

村長さんが静かに言う。

「書いてない事をしちゃダメだよ」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1303537203516039170 

#呟怖

時折
蜃気楼の様に現れる横断歩道の噂がある

出現する場所も時間も決まっておらず
フッと現れるのだと

その横断歩道の先は冥府へと繋がっているのだと言う

渡ろうものなら帰って来れぬと

まるで誰か帰って来た者が語るかの様に
まことしやかに囁かれ続けている

60年も昔から https://twitter.com/moon04cat/status/1303227350826364928 

#呟怖

鹿の頭の飾りを貰った

ワンルームマンションのどこに飾れと言うのかと言いたいが
祖父には家賃を払って貰っているので逆らえない

仕方なくテレビの横のカラーボックスに乗せた

夜中 ふと目を開けると
鹿頭の全裸の男が
此方に背を向けて
テレビに話しかけていた

これは夢だ

固く目を瞑る

#呟怖

初めて見た泣き顔に、つられて泣いた。

「お願いだ…いくらでも謝るし悪い所は全部直すから、帰って来てくれ…」

夫はなおも喚く。

「もう浮気もしないし家事もやるし子供も俺が見るから」

なぜそれを今、言うのだろう?

「お願いだ…」

何もかも遅いと言うのに

「生き返ってくれ…」 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1302127465733582848 

#呟怖

誕生日を覚えていてくれた相手なんか、今までいなかった。

彼が花を飾る。

私の手をとり左手の薬指に彼がソッと指輪をはめた。

燃えてしまうのに。

今から私は燃やされてしまうのに。

なぜ、彼に私の声はもう届かないのだろうか。

あと少し。

あと少しだけ、ここにいさせて。 https://twitter.com/moon04cat/status/1301747091048247298 

#呟怖

アンティークショップで見かけた、雛人形のお道具だろう小さな蒔絵の箪笥を、気付いたら手に持っていた。

ポケットに入れて店を出、家でゆっくりと見聞する。

赤い紐をとくと引き出しがするりと開いた。

引き出しの中から、小さな小さな1㎝程のお雛様が顔を出す。

『ほ』

お雛様が、嗤う。 https://twitter.com/moon04cat/status/1301475649337487360 

#呟怖

小指が短いと霊感があるらしい。

自称霊感少女のクラスメイトの小指は、長くも短くも無かった。

その話題が出た翌日、学校を休み、そのまま転校してしまった。

10年ぶりに偶然再会した彼女の両手には、両方とも小指が失くなっていた。 http://pic.twitter.com/JuGCshBOxR

#呟怖

親指の関節に【仏眼】があると霊感があると言う話だが、両手の親指にくっきりと仏眼の出ている妹に、その自覚はないらしい。

先日、妹と映画に行った時、ガラガラの場内を見て妹が一言

「混んでるね」

と言ったせいで、映画の内容が全く頭に入ってこなかった。 http://pic.twitter.com/SqOldW9Cit

#呟怖

毎日毎朝PCに向かう

うんざりしながら仕事をする

毎日毎日

明日こそは休んでやると思いながら

仕事をしている

大型台風の近付いている今日

唐突な停電に

暫し動きが止まった

稲妻で

画面に一瞬浮かび上がったのは

日本人形と

人形から伸びる糸を繰る
見知らぬ男性だった https://twitter.com/undoodnu/status/1301123176311582723 

#呟怖

椅子に座った悪魔を象った椅子を手に入れた。

膝の上に座る形になる。

ある日、警察に逮捕された。

少女を監禁していると言うが、身に覚えが全く無い。

家では、椅子に縛り付けられた少女が保護されたという。

見覚えがない少女の写真。

ただ、あの悪魔の椅子から、悪魔が消えていた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1300285030594310145 

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